【T#30】「人の話の聴き方」講座(5回目)〜総括と今後について
2016年5月14日。第5回目の「人の話の聴き方」講座を開催した。正確には、2016年5月5日に福井で一度開催したため、通算では6回目となる(福井での内容については、「チャンドラ5周年イベント2日目:話の聴き方講座」参照)。
今回は、2016年4月10日以来、「BALI風空間~ お話し処「ゆるり庵」で臨床心理士としてご活躍中の渡辺まりあさん(以下まりあさん)に再びご登壇。20年にわたるご経験をシェアしていただくことができた。
そして、前半12名(新規7名、再受講5名)、後半6名(新規3名、再受講3名)、合計で13名の過去最多。今回は最も遠方で愛媛からお越しいただくことができた。
テーブルも3つ用意したが、過去に4回行ったセミナーでは時間のマネジメントは必要なかったが、今回については自己紹介だけでも1時間かかってしまったため、あっという間に時間が過ぎていったような気がした。
前回に引き続き、午前の部は「人の話の聴き方」。
どのように人の話を聴くのか?なぜ聴くことが後半のタロットにつながっていくのか?について説明。まりあさんによる自己紹介での見惚れるワーク。相手に見惚れる=長所を探すことで、相手から一瞬して信頼を得て、心を開かせることのできるテクニックの一つで、12人の前で一人一人話すのだが、見惚れることで、どれだけ雰囲気が和むのか?わかっていただけた。その後、経験をシェアしながら、話は進んでいったが、しっかりと明日にでも使えるものを参加者は持ち帰ることできたように思えた。
午後の部はタロットカードの見方。
タロットカードの説明をする時間は、過去のセミナー同様わずかに30分。すぐに実践する形をとった。知識を手放し、直感やインスピレーションを重視することで、コミュニケーションが進むということを実感いただくこともさることながら、二人でカードを見ることで、不思議と心が打ち解けることを体験することをメインにしているので、見ていて毎回興味深い。タロットカードはあくまでもツール。スピリチュアルなものではなく、人間関係を円滑に進めていく上でクッション剤になる。そして、人の直感というのはタロットカードに結びつきやすく、逆に言えばそのようにタロットカードが絵として現れていることも気付けるのではないかと感じた。
今までの参加者は、前半の部(人の話の聴き方)で28名、後半の部(タロットカードの見方)で19名と合計29名。おかげさまで多数の方にお越しいただくことができた。
前・後半を受講していただいた方から
「一方的に話すだけで一対一が苦手だったのだが、タロットを挟むことで、相手が話すので一対一でも楽になった」
「間の取り方がわかるようになってきた」
「夫婦(パートナーを含む)のコミュニケーションのツールとして使うようになった」
「直感を発していいのだ!」
といった感想があった。
意外とタロットは本を読まなくても見ることができているようだ。2016年5月29日に再度講座を開催するが、次回はドイツ在住で日本に一時帰国する方が参加する予定だ。
2016年6月以降については、料金改定、内容も改訂していく予定のため、ぜひ参加について検討している方がいらしたらおしらせくださいませ。