【Y#57】ヨガの練習とロルフィング〜より練習を深める手段として
ゴールデンウィークは、ロルフィングのセッションが入っていたものの、久々に何をしない時間を作り、ゆっくりと休む時間を作った。2015年6月から仕事に専念してきた分、いい休憩となった。時々、リフレッシュする時間は今後とも設けていきたい。
前回、アシュタンガ・ヴィンヤーサ・ヨガを継続してい8年練習することで見えてきたものについて書いた(「練習を続けるということ〜積み重ねることで見えることは?」参照)。
今回は、ロルフィングによってヨガの練習がどのように深まっていくのか?について書きたい。
2015年6月開業以来、マイソール東京の練習仲間を含め、ヨガの実践者が10人以上、セッションを受けにZEROまでお越しいただくことができた。
私がロルフィングのセッションを受けた2013年12月〜2014年3月でいちばん大きな変化を感じたのは、カポターサナを含めた後屈系のポーズが深まったこと(例、カポターサナのポーズで手がかかとまで自力で届くようになった)。もう一つは、肩こり・首こりを感じることなく、アシュタンガ・ヴィンヤーサ・ヨガのポーズが取れるようになったことだ。後者は特に大切で、アシュタンガ・ヴィンヤーサ・ヨガで指導者からいくら、力を抜くことが大事!と言われても、肩と首をどのようにして力を抜くのか?なかなか実践することができなかった。
ロルフィングでは、1〜3回は表層筋(呼吸、膝下、体側)、4〜7回は、深層筋(骨盤底と内転筋、お腹と大腰筋、仙骨と背骨と外旋筋、首から頭部)の筋膜へのアプローチを通じて、身体のバランスを整えていく。
1回目の呼吸のセッションで、呼吸を深めることができたたため、ヨガの練習がこの時点で少しずつ変化していった。そして3回目で、腕を背骨と鎖骨を使って持ち上げるという意識を持つことで、肩の負担が軽減していくのだが、効果が現れるのは、4〜7のセッションに入ってからのように思える。
特に深層筋の大腰筋、仙骨に辿り着く頃には、下半身の安定がより強固となり、立ちポーズ(トリコナーサナ、ヴィラバドラーサナ)での脚(特につま先)の踏ん張り、後屈系での下半身の安定により、上半身に力を入れる必要がなくなった、等大きな変化が自分にも起こってきたし、ここまでセッションを受けたヨガの実践者たちも異口同音にポーズが取りやすくなったとシェアしてくれた。
アシュタンガ・ヴィンヤーサ・ヨガの実践を始めてから8年。これからも私自身、ロルフィングとの接点を通じて、ヨガとロルフィングがどのようにして補える関係になれるのか?これかも模索していきたいと思っている。