【E#36】サロンの場所を確保〜どのように準備を進めているのか?
ミュンヘンにてロルフィングのトレーニングを終えたのが2015年3月25日(【RolfingコラムVol.87】参照)。2015年4月14日に日本帰国(【RolfingコラムVol.89】参照)。2015年5月末までは、世界一周を約9ヶ月にわたって行ってきたというのもあり、活動を休止。読書、旅行を含め実家で休息する時間に充てていた。
休養期間、伊藤彰典さん(リリーフ・スペース)、佐藤耕祐さん(耕・ロルフィング)(【RolfingコラムVol.89】参照)、佐藤博紀さん(TEN)(【RolfingコラムVol.98】参照)を含めた日本をベースにロルフィングの施術を行っているロルファーと会うことができた。すでに日本で開業をしていて、どのようにしていったらお客さんを呼ぶのか?ビジネスとして成り立たせていく上でどうしたらいいのか?を含めて聞くことができた。
開業するにあたって、学んだこととして
- 体験セッションを加えること
- 施術室を独立して確保すること
の2点。体験については、コストを抑えた形で提供していきたいと思う。場所については、ふとした縁からその機会が訪れた。2015年6月1日(月)、実家のすぐ近くの渋谷駅から徒歩5分圏内の物件・スペースに出会い、1週間以内に契約。リーズナブルな値段で借りることができた。
施術用のベッドは、マッサージベッド・エステベッドの専門店セイヨー・ドットコムから入手。ベッドのサイズは、182cm x 75cmで、シングルサイズのベッドよりも小さい。サイズが特殊なため、ベッドカバー(フィットシーツ)、ブランケットやトップシーツをセイヨー・ドットコムやブロッサム・トレーディングより購入する必要があった。
2015年6月8日には、施術のスペースのフローリング工事とブラインドカーテンの取り付けも終了。スペースらしくなってきたと思う。又、40平米のスペースがあるためか、6枚のヨガマットを広げるスペースがある。ヨガのインストラクターのライセンス(Yoga AllianceのRYT200、ハタヨガ)もあるので、自由が丘に住んでいた時に行っていたヨガレッスンもロルフィングの視点を入れながら、指導をしていきたいと思っている。
施術室がある程度できて、更衣室のカーテンをつける作業が残っているが(カーテンは既製品ではなく特注のため時間が少々かかる)、ぼちぼち開始したい。
2015年3月25日にロルファーとして認定後、5月31日には、日本ロルフィング協会に入会手続きの案内が送られてきた。日本で活動するためには入会が必須でその費用は25,000円(入会費用+初年度の年会費を含む)。この費用には、「ロルファー」という名前を使用する費用も含まれている。
書類関係では、【Master Agreement】と【Service Mark License Agreement】に自署が必要だったが、それほどの手間ではなかったと思う。2015年6月10日には、日本ロルフィング協会の公認ロルファーの一覧(HP参照)にも名前と共に掲載された。
ロルファーとして、本格的に開始するのは、6月29日(月)。世界一周で残された最後の国スリランカ(アーユルヴェーダの現状について知るため)と金沢への旅を済ました後になる予定だ。
自分がどのようなものを人に提供できるのか?今年は、色々と探っていく年になりそうだが、独立して自分でやるというのも初。起業家は誰もが未経験で始めるということを考えると、それが一つ励みになる。
【起業/独立コラムVol.1】で触れたが、仕事について
- 自分だけではなく他人も含めて幸福であることを考えること
- 「何をやるか?」よりも「どうやるか?」が大事。特に、利益の出る仕組みづくりの確立が大切。
の2点を大事にしながら、自分の仕事を模索していきたい。