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【J#34】新潟・越後妻有を訪れて

世界一周してわかったことは、世界の各都市の均一化が進んでいるということ。これは、まるで日本全国の都市が東京に似た都市に変貌してきているよう に。例えば、フィリピンのセブ島、上海、マレーシア、シンガポール、ベルリン、マドリード、ミュンヘン、ブエノスアイレスを見ても、BODY SHOP、スターバックス、マクドナルド、H&M等、おなじみの店が並んでいる。広告も世の中の潮流を表しているのか?どこいっても、携帯会社の広告が優勢に なっているのが目につく。
日本に帰国して一番興味を持ったのが、今後地方都市がどのようにして脱東京化を進めていくのか?独自のものを発信ていくのか?それを見るには、独自のものを発信している場所にいくのが一番。ということで、2015年5月23日、24日の2日間、新潟は越後妻有というモダンアートで有名な場所に伺うことができた。仕事では、3年前に新潟市を訪れたことがあるが、今回訪れる十日町付近は、高校時代スキーやテニス合宿で六日町を訪れて以来となる。
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新潟県の越後妻有は、新潟県南部に位置する十日町市、津南市の2都市を総称とする人口、72,000人の中山間地域。山間部の集落は200箇所ともいわれ、少子高齢かや過疎化が進んでいるため、地場産業の低迷もあった。そこで、新潟独自のプロジェクトが始まる。
大地の芸術祭の里のHPによると、
1994年に、新潟県知事が提唱した広地域活性化政策「ニューにいがた里創プラン」をベースに、地域の魅力を引き出すためにアートを通じたプロジェクト「越後妻有アートネックレス整備構想」がスタートした。北川フラム氏がアドバイザーとして就任。これが出発点となり、2000年の第一回目の「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」開催へとつながっていく。ちなみに、このトリエンナーレは3年に一度のペースで行われ、今年の7月に5回目の開催となる。
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最終的に、地域にあるものをアートを媒介として掘り起こし、その魅力を高め、世界に発信し、地域再生の道筋を築くことを目指している。まさに、自分自身が地方都市でみたいと思ったことだ。
さて、2015年5月23日の午後3時半に東京駅発の上越新幹線で越後湯沢駅へ向かった。越後湯沢駅で、ほくほく線に乗り換え、越後湯沢からまつだい駅へ。
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まつだい駅からはバスに乗車。宿泊先の松の山温泉へと向かった。
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山間の温泉ながら塩分濃度が高いところに特徴があり、太平洋戦争中は塩の採取も行われていたという。Wikipediaによると、本温泉は群馬の草津温泉、兵庫の有馬温泉とともに「日本三大薬湯」といわれているらしい。
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バス停に到着後、しばらく歩くと宿泊先の和泉屋が見えてきた。
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周囲は森林に囲まれており、空気もきれい。温泉にも入ったが、塩濃度の高さをそれほど感じず、心地よかった。
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食事も今が旬の山菜中心。やはり、日本文化といえば、食だが地方でこれほどのグレードの高いものが提供できることに対して驚きを感じる。尚、この宿では、マクロビオティックの食事も注文ができるらしい。
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翌日、まつだい駅の裏にある農舞台へ。
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ここの中は博物館もあり、越後妻有関連グッズの販売も行われている。興味深いのはその周辺にあるオブジェ。草間彌生さんの作品は、直島の方が有名だと思うが、こちらにも一作品ある。
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農家の一年が言葉を背景に描かれた作品も興味深い。
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そしてゲロンパまで。
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そのほか、少し坂を登っていくと、鉛筆を使った作品やトンボなども。
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全てを網羅したわけではないが、越後妻有には主要作品の移動時間早見地図も展示されており、参考になる。ただ、海外の主要観光都市に行って思うことは、どんなに小さなヨーロッパの都市でも、どこに情報案内があるのか?非常にわかりやすい位置にあるのだが、越後妻有の場合には非常にわかりにくい場所に案内所があるという印象があった(実際は、農舞台の中で情報を入手することが可能だ)。
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十日町では、越後妻有のイベントを担当している方から話を伺うことができたが、世界の趨勢ということもあるのでしょう。やはり、香港を含めた中国と韓国からの観光客が多いらしい。
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今回は駆け足で一泊二日の旅になった。季節的にそれほど暑くなく(夏だと、30度を優に超え、湿気が多い)、人も少なかったので過ごしやすかった。東京から離れた地方というのは、この1年、旅を通じてみていきたいので、今後ともここを含めいろいろとみていければと思う。

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