【W#93】ペルー(14)〜ナスカの地上絵
2015年1月8日。最後の深夜バスを使ってアレキパからナスカへ移動した。前回クスコからアレキパから移動した時と同じ深夜バス会社を使っての移動。約9時間。2015年1月9日、午前6時半にはナスカに到着した。なお、ナスカは標高500m近く。ようやく標高2,000m以上から解放されたと思うとほっとする。
ナスカに到着して真っ先に行ったことは、飛行機をチャーターした上で上空から地上絵をみること。実際に飛行機をチャーターするとコストがかかるが(95米ドル+空港税25ペルーソレス(約1,000円))、せっかくここにきて地上絵をみないわけにはいかない!ということでみることにした。
空港に到着すると、まず空港税(25ペルーソレス(約1,000円)を払う必要がある。
30分ほど控え室で待っていると、いよいよセスナ機(AeroNasca社を手配)へ
合計8人乗りの中に乗務員2名と私を含め7名(私一人を除きゲストは全員ペルー人)が乗り込んだ。ちなみに乗り込む前にパスポートのチェックや体重を計りバランスを図った上で搭乗した。
さて、ナスカの地上絵を上空でみると思ったよりも小さく見えるので、注意が必要だ。また、パイロットの声を拾うためにイアフォンを使うが、時々聞こえないことがある。目をしっかりと凝らすこと、そして、どういった地上絵があるのか?事前にパンフレットをみてその形を記憶しておくことだ。ちなみに下記のパンフレットは事前に配られたもの。日本語でも書いてあるところをみると日本人は結構訪れているのだと思う。現に、今回も日本人観光客はいた。
さて実際の地上絵だが、見た順番に写真を公開していきたいと思う。
クジラ
宇宙人
サル
犬
ハチドリ
コンドル
スパイダー
木と手
フラメンゴ
オウム
と合計で動物は9種類。
ちなみに木と手はペルーの太平洋沿いに走るPan Americana Surの道路沿いに位置するタワー(2ペルーソレス、約80円)から見ることができる。
ここからみると如何にナスカの地上絵が大きいかよくわかる。
ナスカの地上絵は、1939年に発見されたらしい。しかしながらいまだになぜこのような文様を砂漠の大地に描く必要があったのか?については謎だ。しかもナスカ近辺にはなさそうな宇宙人やクジラを描くというのは本当に不思議だと思う。宇宙人と交信するという仮説もあるが、実際に現場をみるとあながち嘘ではないように思えてくるのが興味深い。
南米の旅もいよいよ佳境に。今後はイカ、パラカスを経てペルーの最終目的であり、1,000万人の人口を有するリマへとコマを進める予定だ。