【J#22】字を書くとは~身体感覚と心との関係
書道を開始してから、ほぼ2年になろうとしている。
現在書家の石川先生の教室に週一回通っている。その間、楷書、行書、草書と来て、王羲之(蘭亭序)や空海の書の臨書(意味は、作品をそのまま写すこと)へと練習が進んでいる。
書道の練習をする際に意識することは、上手に書くことを考えないことと、他人と比較しないこと。趣味なんだから、無心で、字を見て、書き写すようにしたいと思っている。不思議と、それを心掛けると、字の間隔、間、特徴、個性などが捉えやすく、真似もしやすくなるから面白い。
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最近、臨書を通じて、石川先生からいただいている見本とは一味違う王羲之氏や空海の字に接するようになってから、字に少しずつ変化が出てきていると思う。
興味深いことに、王羲之氏の蘭亭序を書き写し始めた当初、身体感覚に違和感があった。そのためか、字をそのままうまく、書き写すことができなかった。なんでだろうと?
いろいろと当初は考えながら、字を練習していったが、少しずつ、その思いを捨てて行った。すると、練習するにつれて、徐々に字を身体が受け入れられるようになった。その結果、字にも変化してきた。
書道に関してはまだ経験が浅いが、字を書くということは、
自分の身体感覚やその時の心が反映するもの
なのでしょう。
是非、今後とも書道を通じて、更にいろいろな書家の字をまねて行って、自分自身の個性あふれる字を発見していきたいと思う。