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【J#64】久留米・太宰府への旅〜超音波血管エコー検査と太宰府天満宮への観光

2019年11月13日〜14日に福岡・久留米へ。

2019年11月13日(水)、午前10時10分成田空港発、JetStarの飛行機で福岡空港へ。初めてANA/JAL以外のLCCのフライトえ国内移動した。

製薬会社時代、何度か福岡を訪れる機会があったが、今回伺うのは5年ぶり。空港が改築されていたこともあり、快適に過ごすことができた。
福岡空港から博多経由で久留米へ。

今回、久留米市近郊にある某病院で血管(動脈)の中にある血管プラークの状態を見れる超音波エコー検査(以下エコー検査)を受けることが大きな目的だった。
知人からの紹介で、2019月6月28日に当病院に連絡。
「最短で11月13日(水)にお越しください」
となって電話してから4ヶ月半後の訪問となった。
主要な動脈の検査を保険診療内で行っていただけるので、本当に有難い。

今回担当いただいた医師の著書から一部紹介すると、
血管プラークとは、血管内膜下に溜まった脂肪。血管プラークは、血中に流れているわけではなく、普段は血管内膜にへばりついている。重症の方は内膜が破れてプラークの一部が剥がれ、血栓となり、血液中に流れ、細かい血管を塞ぐことで、心筋梗塞、脳梗塞などの重大な疾患を招いていく。
プラークは、堆積して20〜25年経つと石灰化が進み硬くなる。エコー検査だけではなく、X線検査でも見えてくる。そこで昔の医師は「動脈硬化は大動脈から」と推測していた。現実は、動脈硬化の本質はプラークであり、腎不全、手足の壊死、血管性認知症の原因となるらしい。X線検査では、0.1ミリ単位で見ることが困難なため、エコー検査が重要となる。
このように動脈の硬化が起きる20年前からプラークが進行しているが、厄介なのは自覚症状がないことだ。

今回、左頸動脈、右鎖骨下動脈、腹部大動脈のへそ付近、右大腿動脈、左大腿動脈にそれぞれに対して、エコー検査を進めていった。中でも、右鎖骨下動脈に最もプラークがたまりやすいが、技術の高さが求められるらしい。
今回、看護婦さんから30分ほどヒアリングを受けたのち、検査へ。検査はおおよそ15分ほどですぐに結果が出た。
軽い血管プラーク(血管内膜に溜まった脂肪)があったが、予想よりも厚さは薄く、一番厚い場所(左頸動脈)で1.12ミリ、右鎖骨下動脈で1.10ミリ程度だった(そして、脂肪肝を含めた内臓も問題ないと言われた)。
もし、血管プラークが進み危険ゾーンに入った場合は、
脂肪の多く含む食品として、揚げ物、油炒め、牛乳、投入、高脂魚(トロ、サバ、ぶり、ぎんだら等)を避ける。ところてん、根菜・野菜汁、ビール酵母等を推奨する、
など具体的なアドバイスをするという。

今回夫婦で検査を受けたが、2人とも問題がなく、私のケースでは、30代前半の血管と診断され、ここ1年取り組んでいたことが身を結んだ形になったのだと思う。
血管の状態は1年でそれほど変化しないらしい。
「次回2〜3年後にまたお越しください!」
と言われて、ほっとした。

最近、良質な脂肪(油)をとることを心がけている(「骨付きのスープ、奥平先生の講演会への参加、良質な脂質(油)をとることを心がける」に詳しく書いた)。

良質な脂肪(油)を取る上で、
「血管プラークの状態がどうなっているのか?」
がポイント。
血管プラークが多ければ、油を避ける必要が出てくるので、その問題がないことが判明し、今までの食事を継続しても大丈夫なことがわかった。
もし、本検査についてご興味のある方がいらしたら、ぜひとも私の方にお問い合わせください。詳細をシェアさせていただきます。
翌日は、博多市内の観光へ。

今上天皇の大嘗祭というタイミングで太宰府天満宮を拝観させていただいた。

知人からいろいろな情報をいただいたのが功を奏したと思う。令和のゆかりの地で、菅原道真さんの歴史を勉強し、仏像も見ることもできた。


紅葉の時期に差し掛かり、光明禅寺、観世音寺、太宰府政庁跡と様々な場所へ観光することができて、本当によかった。



そして、帰りは、午後6時10分福岡空港発、JetStarで成田空港に戻ってきた。

2週連続で九州への旅(先週は天草へ「熊本・天草へ〜隠れキリシタンの歴史や温泉、震災後の熊本城の実態を知る旅となった」参照)となり、九州の素晴らしさを実感できた。
良かったのは、令和のゆかりの地で今上天皇の大嘗祭の日に太宰府へ参拝できたことだ。今年から来年にかけて様々なことに取り組む予定。新しいスタートの際には、神社参拝は気分をリフレッシュするもの。その意味では、目標は達成できたと思う。
 

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