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【T#39】人の話の聞き方〜右脳と左脳をバランスよく使っていくには?

2017年3月17日(土)、3月21日(火)の2日間、「人の話の聞き方講座」を開催した。
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2016年に開催した講座では、
「相手目線のみだと足りない」
ということを実感。
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「自分の軸を持つということはどういうことなのか?」
という考え方を、今年(2017年2月)から取り入れるようになった。
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そもそも意識していないと、人は、「思い込み」や「承認欲求」が欲求という形で、自然と生まれてくるため、他人の考え(以下、他人軸)で判断してしまう。それをどのようにして自分の判断基準(以下、自分軸)で考えていくのか?
その考え方を話しの聞き方講座では紹介するようになった(「人の話の聴き方〜どのように自分の軸を持って、相手の目線で聞くか?」参照)。
2017年3月の開催分については、「適切な質問をすること」と、「思い込み」について深掘りした内容を取り入れた。
山崎啓支著の「NLPで最高の能力が目覚める コーチングハンドブック 知識と経験を最大化するセンスの磨き方
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の内容を中心に紹介しているのだが、
「適切な質問するということはどういうことなのか?」
人の話を聞いている人が、どのポイントに注目して聞いていれば、見失うことがないのか?視点と空白という2つのキーワードで説明していった。
聞く側の人が話す際には、一つのことしか視点を保つことができない。その性質を使って、
「どのように質問の質を深めていくのか?」
聞く側が視点を見失わずにどのように深掘りの質問をしていくのか?自分の判断基準となる自分軸を持ちながら、行うことが大切となる。そして、主導権は聞く側にあることを。まさにこれこそが、自分軸、相手目線となる。
興味深いことに、今まで考えたことのない視点が提供されると、
脳の中に考えるスペース=「空白」
が生まれてくる。
いわば、
「散らかった部屋が整理され、スペースがが生まれるように」
石井裕之著「人生を変える!「心のブレーキ」の外し方」では、
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「脳の中に空白が生まれると、脳の無意識と意識をフル動員して答えを出すまで考え続ける」
という脳の特性について触れているが、
ポイントは、
「考え続けて、必ず答えを出すようになる」
ということ。
脳は、必死になって適切な答えが出るように探し続ける。まるで、Google検索エンジンのように。
なので、適切な質問をしないと、脳が疲弊することになる。
例えば、
「なんで今生きているのか?」
「なんでいい仕事が見つからないのか?」
といった質問など。これらは、原因に起因する質問であり、答えを出すことができなく、最終的に自分の責任問題に発展。人間は誰もが自分が可愛いので、それだと逃げてしまう。
だからこそ、
問題解決型の質問
をするようにすると、脳が答えを導き出してくれる。
具体的に言えば、
「どういった仲間に囲まれたいのか?」
「今どういうスキルを磨いたらいいのか?」
等。
もう一つは、「思い込み」
普段、人は「思い込み」に支配されてしまっているが、思い込みがあるかどうか、意識すること自体が難しい。何故ならば、無意識だからだ。
自分軸とは?(2)〜「思い込み」と「ジャッジすること」 に気づくことが大切」に「思い込み」について書いたが、人は生き残っていくため、自分を守るために、様々なことを考え、知識を身につける。知識というのもある意味で一つの見方だが、基本、人間はコンフォート・ゾーンに留まる(現状維持をしたい欲求)ことを考えるので、全て「思い込み」(=「〇〇せねばならない」という考え方もその一つ)につながっていく。
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「思い込み」が自分の意識を乗っ取る(ハイジャック)すると、無意識が使えなくなる。自分が実現したいことって大体、現状維持から一歩出ること。
無意識で実現させたいと思っていても、「思い込み」が阻んでしまう。これこそが、マインドブロック、心のブレーキの正体であり、「思い込み」という「フィルター」をどのようにして外して行ったらいいのか?を具体的な例をあげながら、説明して行った。
無意識を使える=右脳を使うこと
でもあると考えているが、それを左脳とバランスよく使うためには、「質問」と「思い込み」の二つが大切だと思う。今後とも、2つのキーワードをベースに「話の聞き方」講座を発展させていきたい。
2017年4月以降も本講座を行う予定にしているが、何回かに分けて行うのもオプションの一つ。色々と試みながら、自分なりのセミナーの提供の仕方を模索していきたい。
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