【E#266】第99回:保江先生の宇宙学勉強会を拝聴して
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はじめに
こんにちは!東京・渋谷でロルフィング・セッション脳科学から栄養・タロットカウンセリングを提供している大塚英文です。
2024年9月15日、物理学者の保江邦夫先生の「第99回・博士の異常な妄想の世界」の講演会を聞くため、横浜(belle横浜)へ伺った。今回は、その講演会の模様について紹介したい。
前振り〜占い師との出会い
保江先生の講演会は、雑談から始まり、いつの間にか本質的な話に移るので、集中して聞かないと情報を見逃してしまう。今回は、新宿2丁目で出会った占い師(男性)の話からスタートした。
男性の占い師(男性)とたまたま飲み屋で一緒になり、占いってどのような「からくり」があるのか?聞きたいと思ったが、逆に占い師に奢られてしまったらしい。そこでの話題は、占いはどのようにしたらできるのか?実際、PC、スマホを使って情報収集するのは役立つのか?等から話しが始まった。
占い師の話の中でいくつかのトピックスが上がったが、その中で「運気」が興味深かった。運気とは「気」を運ぶことだが、占い師は「気」のどこを注目しているのか?が面白く、実際、占い師の中で「気」なんて見える人はほどんといないそうだ。大事なのは、色々な話を聞いていくうちに、運気の理解が深まるそうだ。
運気とは?〜人との出会いと行動を促すこと
「運気」のどのような点を見ているのか?
人間は、集団生活を起こっている以上、人との出会いによって、色々なことが始まったり、発見がある。つまり、人との出会いが多いと運がいい。例えば、職質を受ける人、詐欺師に出会うためと運が悪いといったことが起こることから、人との出会いを通じて、自分の運気を良くすることができるのだ。
つまり
「運気なんて、人との出会いさ、それ以上でもそれ以下でもない!!!」
占い師は、相談に来た人が、どういう人たちとの出会いの中で生きているのか、盗み聞きする、その上で色々なアドバイスをするのだ。
さらに、占い師は、人との出会いに注目した上で、もう一つ「占い通りになるように、その人の行動を促すように伝える」というのだ。つまり、その気になって、右往左往し、動くことで、占いの結果と同じように、同じ未来の結果が導かれ、動かされる。あたかも、実現する方向へ動く人が動くため、占いが当たるのだ。
例えば、東大を受験したいと相談を受けた時に、どう言うことを勉強したいか?本人がなんとなく意欲を出せるようなことをする。新聞を読むを含め、様々なレパートリーを用意した上で、伝えると、いつの間にか合格へと導くことができる。
運とは?〜憑依
では、運における、ついている、ついていないとは何か?
(今日)はついてる、ついていない。ラッキー(Lucky)・幸運、アンラッキー(Unlucky)・不運本当の意味は?どこから来ているのか?占いのプロ中のプロは、ついているか否かは、見ただけでわかるそうだ。
ついているとは、つまり、生き霊がついている。怨霊がついている同義。憑依。。。幸運の女神がついている。その点について人間はわかるんだそうだ。特に、日本人は理屈ではなく直感で、憑依というものがわかるんだそうだ。
虫のお知らせと右脳
日本人には、ゴキブリ、コウロギ、鈴虫などの鳴き声を歌のように、心地よく聞こえるとのこと。世界中にいても、虫の音が聞こえるのは稀。アフリカ、アメリカには雑音のように聞こえるため、半年すぎると、こんなところによく住んでいるなぁ、と、雑音だと認識しなくなるんだそうだ。
東京医科歯科大学の先生の音の研究によると、人間の脳は、音は、左半球ある、大脳皮質の「ブローカ野」で認識しているとのことだ。虫を音楽として聞く場合には、左と右を繋ぐ脳幹(毛様体)から、音を検知し、ブローカ野に伝えられ、言葉や音楽として振り分けられる。
実は、脳幹の働きが日本人は異なる。実際、音の情報の全てをブローカ野に送らない。右半球も送るらしい。こちらは、直感、感性、感情を司る。音の情報は、左のみだが、日本人だけ、一部右脳に送り込む。
このように、どんな音、虫の声(音)。海の漣、ザバザバ、瀬戸内の、荒波の音、赤ん坊の子宮の中にいる血液、体液の音に近い瀬戸内海の押し寄せる音、右半球に送る。そして、右脳は霊から働きかけを受けるという仮説もある。
fMRIからの研究から、神がかり的に憑依している人の脳のどこが活性化されているのか?右半球の前の方らしい。あの世からのお知らせもそう。このように、あの世の存在、声を伝えるときは、右脳、憑依してこないと伝えられない。それをしないときは、虫の姿でお知らせが来るらしい。
例えば、日本の怪談、幽霊の設定の前に、虫が多く出てくる。蚊帳に障子に。その後に幽霊が現れてくる。連絡は虫を通じて行うんだそうだ。
終わりに
このように占い師の話から、運気、憑依、虫のお知らせ、右脳等、奥深いお話を聞くことができて、あっという間に講演会の終わりに。質疑応答も面白く、時々、保江先生の講演会も拝聴したいと思った。
講演会に誘っていただいた、編集者の細江優子さんには感謝申し上げたい。