【W#58】ロンドン(1)〜入国と雑感
ロルフィング・トレーニングを2014年11月26日に終了。27日よりいよいよ南米に向けて出発する。出発する前に英国に2014年12月2日まで滞在することにした。理由として、ロンドンにはいつか住んでみたいと思っていることと、自分にとって英語(実質得意なのは米語だが)は母国語に近いので英語圏にいると安心感がある。そのため、ドイツ語圏からスペイン語圏に入る前にロンドンで疲れを取り、リラックスしてから向かいたいというのも大きい。
また、今回はロルフィングのトレーニングのPhase IIとPhase IIIとの間(2014年11月27日〜2015年2月2日の間)にメンタリング(Mentoring、Mentorは指導者の意味)と呼ばれるセッションを2回受ける必要がある。2人の上級レベルのロルファーと会うこと(本ブログでも別途紹介する)。ロンドンには友人も住んでいるので会えればと思っている。ハイキングシューズや散髪をすることを考えるとすぐに6日間は過ぎそうだ。
ロンドンを訪れるには2009年以来5年ぶり(当初は10年ぶりと思ったが、仕事で2009年に訪れている)。どのような印象があるのか?じっくり街を見ていきたいと思う。ミュンヘンからロンドンは2時間ちょっと。
午前9時15分発のフライトでヒースロー空港へ午前10時30分に到着した。
まずATMでポンドを引き落とした。シティバンクのキャッシュカードで簡単におろせるが、10円近くの手数料が引かれる(為替レートが185円に対して、 195円近くのレート)。後で調べたが、Post Officeのレートは208円ともっと手数料が取られるし、為替専門店だと10%以上のコミッションが取られる。一番ポンドとしてお買い得なのは、実は日本で日本円から換金すること(手数料は1円で済む)。クレジッドカードのキャッシングもいいのだが、振り込むという手間がかかる。できるだけ買い物はクレジッドカードで済ませたいと思う(為替レートに近い形で請求されるため)。
前回はヒースロー空港からHeathrow Express Trainを使ってPaddington Stationに向かったが(値段は15ポンド、約2775円)、今回は1日券(8.9ポンド、約1645円)を購入Tubeを使って1時間半かけてホテルに向かった。電車については、オイスターというSuicaカードに近いものがある。
ヨーロッパ諸国ではこのカードが全くないのに驚いたが、ロンドンでは改札やチケットのチェックがもっと厳重になっている(改札にチケットを入れないと出口に出られない。ドイツではこのようなことがない)ところが興味深い。また罰金額も80ポンド(約15,000円)とドイツの45ユーロ(約6,750円)の2倍以上。
ヒースロー空港にはなんと、SIMカードの自動販売機があり驚いたが、市内で買ったほうが安い。
市内のどこに行けばSIMカードが入手できるか?知りたいと思うので今回は敬遠した。ホテルに荷物を置いた後、SIMカードを探しに市内へ。のちにわかったことが、Oxford Streetにモバイル関連やApple Storeがあることがわかった。
今回お世話になるのは、SIMカードは3(three)という携帯会社。ネットで調べると一番リーズナブルな値段(英国内で300分通話可能、インターネット使い放題で15ポンド(約2,775円)だというのが大きな理由。Oxford Streetの駅前のすぐ横に見つけることができた。もちろんiphone5S(mini SIMカード)に対応し4Gも拾えて通信状況も悪くない。
ただし、ヨーロッパ諸国の通信状況と違いTube内及び駅内ではNo Serviceになる。なお、WiFiについては喫茶店やレストランでほぼ全て無料のものを提供している。
英国の物価は相変わらずだ。散髪に28ポンド(約5,000円)近く使ったが、電車賃も休日の一日券は8.9ポンド(約1645円)(ゾーン1〜6)、平日の一日券は11.4ポンド(約2,200円)(ゾーン1〜4)。お菓子類は、1ポンド(約185円)、喫茶店でTeaは、2〜3ポンド(約370円〜550円)する。散髪に行った時に伺った話によると、ワンベッドルームのフラット(アパート)で800〜900ポンド(約15万円〜16.5万円)かかる。ただし、ハードディスク(2TB)は日本とそれほど変わらなかったため、容量が写真でいっぱいになりつつあるハードディスクを補うため、2TBを99.9ポンド(約18,000円)で購入した。
電車の値段が高いこともあり、最近自転車のレンタルサービスが急速に普及。Cycle Hire(自転車(cycle)を雇う(hire)という意味)というサインが駅前にあればレンタルが可能で、24時間の権利(2ポンド、約370円)もしくは7日間の権利(10ポンド、約1850円)を購入する。30分間使うのは無料だが(使用して最終的にドックステーションに戻す時間)、30分を超えると30分超えるごとに2ポンドずつ課金される仕組みになっている。
簡単にロンドンの状況について触れた。次のコラムでは街並みを紹介したいと思う。