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【E#215】5周年を迎えて(7)〜なぜセミナーを提供しようと思ったのか?自分のモノサシ=ひとりよがりのモノサシを持つこと

個人事業主として5周年を迎え、日本商工会議所の持続化補助金と政策金融公庫の融資が得られたので(「コロナウィルス感染症の影響を受けた半年〜政府・自治体・商工会議所の支援策をどのように活用するか?」参照)、
ロルフィング・セッションを提供しつつ、
1)セミナー
2)オンラインサロン
の構想を

・高単価サービスプロデューサーのサービスを提供している野部久美さん(以下野部さん)
・時間を創り出す専門家・学びの場プロデューサー&WEBクリエーターの大野弘道さん(以下大野さん)
・表参道「アトリエ316」主宰・Nollyz Malaysia Sdn Bhd代表・ライフコーチ・哲学コンサルティング 書道家の石川徳仁さん(以下のりさん)
の3名に協力を仰ぎながら進めている(「2つのセミナー案〜東洋と西洋の叡智を学ぶ学校〜「心・身体・栄養編」「キャリア編」の立ち上げへ」参照)。

実は、新しいコンテンツをオンライン化していく上で、役立ったのは、5年にわたる個人事業主としてロルフィング・セッションを提供した経験だった(体験談については「ロルフィング体験記」参照)。

ロルフィング・セッションでは、
姿勢には「正しい」「間違い」として、みるのではなく
本来ある自分の原点に戻る
と考える。
例えば、
「身体が「本来の場所」=「答え」をわかっている」
ことに目を向け、
「座り方・立ち方・歩き方」と
「楽な姿勢」
を手がかりに、一人一人にあった答えを見つけていく。


実は、世の中は逆をいくことが多い。

人は成長していくにつれて、親、学校の先生、会社を通じて、
どういった姿勢が正しいのか?間違っているのか?
先生や偉い人の考えを通して学んでいくのだ。

その結果として、
「正しい姿勢・悪い姿勢」(又は姿勢矯正)
を頭で考えるようになり、身体の感覚を大切にしなくなる。

ロルフィング・セッションでは10回を終えた後、
他人に振り回されない、自分軸が目覚めていくのは、
「今まで学校や職場で学んできたことを一度リセット(脱学習・Unlearning)され、新たに、自分で学び直すプロセスが入ってくるから」
だと思う。

結果としていい意味で、
自分のモノサシ=「ひとりよがりのモノサシ」
を持って生きることにつながっていく。
「ひとりよがりのモノサシ」は、坂田和實さんの本「ひとりよがりのものさし」から学んだ言葉だ。

骨董品のコレクターの坂田さんが独自の視点でモノサシを持っているのが面白く、この本のまえがきが私にとってバイブルになっている。
少し引用したい。
「西洋の美術は、あの乾燥した地中海の強い光の中でこそ成り立つもの。湿気の多い日本の、障子を通した柔らかい光の中ではトテモ、トテモ。又、死と対峙し、余分なものを削ぎ落として道を究めた初期茶人の見事な精神も、僕のような縁側でセンベイパリパリ、番茶ズルズル派の人間には所詮無理。
美しさは知識からは見えてこない。自由な眼と柔らかな心がその扉を開く鍵らしい。ムツかしい理論よサヨウナラ。高い品物の中にしか美しいものがないと信じている人、ゴクロウさま。
僕はせいぜい寝っころがりながら、自分のモノサシに油を塗り、使い込んで柔らかくして、なんともない身のまわりの工芸品から美しいものを選択して行こう。それは又、自分自身を確立し、歩こうとする道を明らかにしてくことでもあるはずだ」
と。
身のまわりのものは、おそらく無意識で選んでいることが多いと思う。それが身体の姿勢を整えると、モノサシができてくるのは不思議だが、直感が内臓から来ると考えると腑に落ちる。
もちろん、それを作っていくには、自分のモノサシを言語化することも大事に思う。
自分のモノサシを言語化できる手助けができれば、ロルフィング・セッションの効果もより実感できるのではないかと感じている。
そして、大野さんと何度かやりとりをし、A4で9枚に及ぶ自己プロフィールをストーリーにまとめることができた(書き方については「ホームページのプロフィールの書き方+世界観の肩書きの行方〜「東洋と西洋の叡智で心と身体を癒す人生の伴奏者」」参照)。
そこには、生まれてから今までの間にどのような課題があり、乗り越えて行ったのか?を中心に自分の世界観を表現されており、そこから今自分が提供しているサービスを見直すことで見えてきたことがあった。
自分のプロフィールとお客さんのニーズを考えた上で、
1)心・身体・栄養
2)キャリア・仕事
の2つのテーマを取り上げて、それぞれのモノサシを磨いていくためのセミナーを提供していくことになりそうだ。

「心、身体と栄養編」は、
・TVやネットなどの情報の渦に巻き込まれていて、自分の情報の選択眼を磨きたい人
・意図なくネットサーフィンをしていくと、本来何をやりたかったのか、見失い、時間だけが過ぎてしまう
・身体を整える仕事に関わり、様々な勉強をしてきたが、学びをどう活かすのか?実践できていない
・健康系の仕事に関わっているが、身体と健康に関する知識を使って、アドバイスするのが難しい
にご興味がある方々を対象に

1)健康情報を整理する基準(ものさし)を持てるようになりたい
2)アウトプットができるようになりたい
3)本当の勉強の仕方が分かるようになりたい
4)セルフイメージを上げたい、自信をつけたい
が身につくセミナーを

「キャリア編」では、
・会社員として勤めているんだけど、これからどうしていったらよいか、わからない
・このまま定年になってしまうのか・・・先輩がどのようなモデルで生きているのか、見本がない
・会社を離れたら、ただの人だ(無価値である)、自分の仕事が将来なくなるんじゃないか、と思うと不安で、自分の価値がよくわかっていない
にご興味を持っている方を対象に

1)自分のキャリアを整理したい
2)自分のもやもやした悩みを言葉にしたい
3)目標をもって仕事に取り組めるようになりたい
4)自分自身の価値が分かる
が身につくセミナーを提供していく予定だ。

大野さんによると、セミナーを作っていく上で大事なのは、企画書。
製薬会社はマーケティングに携わり、ビジネスの企画書を何ヶ月かけて練っていく経験をしたことがあったが、大野さんのフィードバックのおかげで色々と見えてくるものがあった。
・コンセプトは何か?届ける価値として何を考えたらいいのか?
・どのように集客をするのか?
・如何に言葉でもって企画に魅力を持たせるのか?
・お客さんに寄り添う意識を持つための言葉使いは何か?
等、色々と考慮すべきポイントはある。

企画書が固まることで、自分の提供の仕方も変わってくると思う(オンライン、動画、パンフレット、セミナー、ブログ)。
現在、鋭意企画書を作成中で、それを下にホームページも作っていく予定だ。
ホームページの完成は2020年10月頃の予定で、そのころに同時並行で進めているセミナーの告知はできると思う。もしご興味がありましたら、楽しみにしていてください!

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