【E#78】開業8か月が過ぎて(1)〜応援してくれる仲間を増やす意識を持つ
2016年も3月3日、無事にTEN主宰のロルファー佐藤博紀さん(以下ヒロさん)を招いたソース・ポイント・セラピー(SPT)の勉強会をセッション・ルーム・ゼロで開催することができた。SPTのトレーニングを少なくともModule 1を修了した人(Module 1の模様については「SPT Module 1 Training(1)〜初日」参照)を対象としたSPT勉強会@東京で復習と学んだ内容を参加者で交換セッションを行うという内容だった。参加者は東京在住者を含め9人。Module 1とModule 2の内容の復習とベッド3台、ヨガマット1枚を用意してセッションを行った。
ロルフィングとSPTをどう組み合わせていったらいいのか?スキャンするときにどう意識するのか?どういった状況で手技を使い分けるのか?(チャクラポイント、ミッドライン、スティックフィギュア等)Module 3で学ぶトラウマ、カルマ、感情についても少し触れながら、座学は進んでいった。ロルフィングのセッションだけではなく、SPTからロルフィングに入ってもいいという指摘はもっともで、今の私に必要なアドバイスをいただいたので、是非とも実践してみたいと思う。
さて、今年に入ってから前述の例のようにセッション・ルームをレンタルするケースが増えている。セッション・ルームの値段をある同じような渋谷付近のセッション・ルームより安価に抑えて提供しているが、メリットとして二つあると考えている。
第一に、私の活動を知っていただく役割。セッション・ルームには私の活動内容を記載したパンフレットが置いてある。レンタルをする方はお客さんを招くので、私のパンフレットを見る可能性も高い。そうすると、私の活動を知っていただく(マーケティング用語では「認知」)確率が高まる。
第二に、応援者=仲間を増やすこと。ロルフィングを受けるお客さんにならなくても、自分の活動を応援していただける可能性がある。個人事業主の場合には、ほとんどが初対面の人にうまく営業ができない人は多くはない。
結局、営業トークを磨くより
「どのようにして自分の活動を理解して応援してくれるだろうか?」
の視点が求められる。なぜならば、一人でやれることには限界があり、協力者が現れると自分自身が徐々に楽になっていくからだ。
世界一周から帰国後、セミナーや交流会や自分でセミナーで話す機会に恵まれているが、お客さんを取得するよりも自分の仲間を増やすことに専念してきた。その結果として、今の所、幸運なことに集客が2〜3年めのロルファーと同じだけのお客さんが集まっている。1回のセミナーで1人増えるだけでもよくて、それを積み重ねがのちに大きな成果として現れるように思う。
夜にSPT勉強会@東京を囲んだ懇親会で、独立して約8年、ロルファーとして活動しているヒロさんも、「やるべきことをしっかりとやり(例、ロルフィング10回のセッションを3〜5年繰り返すこと)、積み重ねていくことが大事」というようなことをおっしゃっていった。
目の前の一人一人のお客さんを大事にしつつ、同じ価値観を持つ人を一人でも多く増やせるように日々精進していきたい。