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【N#127】食と健康の判断をしていく上で①〜方法(HOW)よりもなぜ(WHY)を大事にする〜

はじめに

こんにちは!東京・渋谷でロルフィング・セッションと栄養・タロットカウンセリングを提供している大塚英文です。

私自身、セッションを提供する中で
「健康にいいのは何?何を食べたらいいのか?」
を聞かれることが多い。

その際に、答えとして
「何を食べたらいいのか(HOW)?」=「方法」
よりも
「身体の中で何が起きていて、健康とは何か(WHY)?」=「知識」
の方を大切に、自分なりに答えを出していくことを伝えている。

なぜ、このような伝え方をしているのか?今回のブログでは、その理由を書きたい。

「知識」が先で「方法」が後

私は、栄養を含めた「健康情報」を伝える際に「方法」を伝えるよりも、基礎的な「知識」を大切にしている。要は、「知識」が先で「方法」が後ということ。なぜならば、一人一人の体質が違うので、自分にとって、どの「方法」があっているのか?基礎的な「知識」がわかっていないと、判断できないからだ。しかも、答えの出し方も、千差万別。そして、経験的に自分で答えを出していく方が、最終的に効果が出る可能性も高い。

一方で、世の中の食事、栄養、健康系のセミナーは「方法」から入り「考え方」を伝えるケースの方が多い。

断食、糖質制限、マクロビ、ローフード、分子栄養学、東洋医学を始めとして「方法」を伝えることを前提に「考え方」を伝える。「方法」を売るために「知識」を伝えるため、「知識」に偏りが生じる可能性が高い。

例えば、断食。断食は、甲状腺の働き、肝腎の機能、血中の中性脂肪の量、オメガ3脂肪酸の値などを見た上で、判断していく必要があり、安易に勧められる治療法ではない。実は、一つ一つの臓器の働きの基本的な知識がわかれば、自分で判断できるのだ。

更に、製薬会社にいた頃も似たような経験をした。私は、脂質異常症、高血圧、糖尿病の薬の販売戦略を立案するマーケティング部門に所属。薬(方法)を売るためにデータ(知識)を集め、医療従事者に情報提供を行なっていた。本来ならば、さまざまな治療法の中で、どれが適しているのか?薬を販売するための情報提供を行なっているため、科学的に伝えようと思っても、結果的に、偏った情報を伝えることになってしまっていた。

方法が先で、知識が後になってしまうと、どうしてもニュートラル・中立的な情報を集めにくくなり、判断軸が偏ってしまう。知識が先で、方法が後であることの大切さは、なんとなく、お分かりいただけたのではないでしょうか。しかしながら、「知識」については大きな問題がある。知識の専門化が進みすぎてしまい、知識がマニアックになっている現実だ。

木を見るより、森を見ることの大切さ〜専門性の弊害

食事、薬、医学の「知識」を得ようと思っても、最新の情報を集めるのが困難になりつつある。大きな理由は、医学、薬学、栄養学を含め専門が細かく分かれてしまっていることだ。「知識」を調べようと思っていても、どこから始めたらいいのか?わからなくなるケースが多い。大きな理由は、学術雑誌という、一般人に分かりにくい媒体で印刷されている。しかも、学術雑誌は、有料なため、入手しにくいし、外国語(英語)で書かれているからだ。

一般的に知られているように「知識」は、学術論文(紙、電子情報)の形で発表される。論文が掲載されるためには専門家の評価が必須。このため、専門家向けの言葉でまとめられており、一般の人には分かりにくくなっている。そして、一般の人から見て、この研究はどのような意味を持つのか?という視点も抜けがちだ。

実は、科学論文で発表される知識はあくまでも「データ」に過ぎない。「健康情報」として活かすために、どのように知識を活用するのか?つまり、全体から見る目、木を見るのではなく、森を見る目が重要になっていく

例えば、食事や栄養を学ぶだけでも、睡眠の取り方、歯の噛み合わせ、内臓(消化管、肝臓、小腸、大腸)の状態、呼吸の仕方(口呼吸か鼻呼吸)、誰と食事をしているのか、脳の中で起きていること(食欲と満腹の関係)、自律神経、等、いろいろな要素が関係している。このように、全体的に見る目が求められる。要は、自分の中で適切な「質問」を用意して「答え」を出していくことだ。

自分の中で適切な質問ができるようになると、自分の身体の中で何が起きているのか?知るべき情報が明らかとなる。結果的に、様々な「健康情報」の中で、何が必要なのか?明確になる。

私のセミナーでは、「一人一人の人間は体質が違う」からこそ「一人一人に合った治療法がある」を大事にしている。
「栄養&マインド基礎講座」では、一人一人の体質に合わせた、食事や栄養、身体を見極める力を養うことに特化した講座だ。

ぜひご興味のある方は「【栄養&マインド基礎講座】〜基礎コース、実践コース」に詳細を書いたので、チェックいただければと思う。

まとめ

今回は「健康にいいのは何?何を食べたらいいのか?」について、私なりの考え方を伝えさせていただいた。

少しでも、この投稿が役立てれば幸いです。

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