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【E#255】「他人モード」から「自分モード」へ〜空白・余白の時間をどう確保するか?

はじめに

こんにちは!東京・渋谷でロルフィング・セッションと栄養・タロットカウンセリングを提供している大塚英文です。

今月は、余白の時間を楽しむ時間に

綱島に引っ越してから、2ヶ月が過ぎ、2023年2月も終わりを迎えている。
私自身、今月は、休養、余白の時間を取ろうと思い、集客を含め、積極的に動くことをほとんどしていない。
できるだけ、流れに身を任せて、人と会うこと、本を読むことをしている。

実は「余白」の時間は時々、私も生活に取り入れている。

きっかけとなったのは、立花隆さんの「青春漂流」という一冊の本のあとがきに書かれた文章だった。

詳しくは、ブログ記事を読んでいただきたいが、
要約すると、
四国讃岐 出身の空海は、18歳のときに京に出て大学(貴族階級の子弟の教育機関で、古代のエリート教育機関)に入ったこと
せっかく大学に入ったのに、ほどなくしてドロップアウトしてしまったこと。
乞食同然の私度僧(自分勝手に頭を丸めて坊主になること)となって、
四国の山奥に入り山岳修行者となったこと。
その期間が、
31歳の年に遣唐使船に乗り込むまでに及んだことをシェア。

結果として、
唐の地に入るや、空海はたちまち頭角をあらわす。十年余にわたる彼の修行時代の蓄積が一挙に吐き出されて、唐人から最高の知識人として遇されるに至ったこと。
密教の権威、恵果阿闍梨をして、門弟の中国人僧すべてをさしおいて、外国人たる空海 に、
密教の全てを伝授しようと決意させるほど、空海に対する評価は高まったこと。
を紹介した。

90年代の大学院在籍の頃に、立花さんの本と出会うことで、
時々、自分が何もしない、自分を振り返る時間をとり、
「自分は何をしたいのか?」
「何のために今の仕事をしているのか?」
を考えるようになった。

「他人モード」とは何か?〜情報を受動的に受ける状態

その後、製薬業界に転職し、会社員になった頃も、時々、余白の時間を作っている。
会社員は、定刻に会社に出勤し、手帳を確認しながら会議やお客さんとの打ち合わせをこなす日々。
それ以外の時間は、メールの受信・送信、社内プレゼン資料の作成や経費精算のデスクワーク。

会社から帰った後は、SNSのチェック(Twitter、Instagram、Facebook)、
Yahoo!ニュースなどに時間を費やすことから、圧倒的に人から受け取った情報に反応するモードになる。
これを仮に「他人モード」としよう。

それをリセットするため、早朝のヨガの練習、定期的にインターネットの繋がらない海にいき
スキューバ・ダイビングに勤しんでいた。
その結果として、自分を振り返る時間、いわゆる「自分モード」に戻ることができた。

現在でも、個人事業主として、ロルフィング・セッションの提供、セミナー(タロット・栄養)の準備と発信。
税理士へ領収書の送信、売上の帳簿をつけること、通訳等。
FacebookやTwitter等に自分のことを発信しても、他人の評判が気になる場合が多く
自然と「他人モード」になっていく。

「他人モード」から「自分モード」への切り替えの意味

結局は、
「他人モード」
になり、
「自分がどう感じるか?」
よりも
「どうすれば他人が満足するのか?」
の方向へとマインドがシフトしているようになってしまう。

「自分モード」の時間が少なくなってしまうし、
このモードのスイッチをOFFにしていると、
「自分は何をしたいのか?」
思い出せなくなってしまう。

「自分モード」とプロフィールの変更

どうしたら「自分モード」にできるのか?
私が考える「他人モード」から「自分モード」への切り替えは、
1)瞑想をすること
2)一定期間、何もしない時間を作ること
3)自分の生きている世界とは違う人と会うこと
4)大自然に身を委ねる
5)旅をする
ことだと思っている。

今回、余白の時間を設けることで、自分のホームページやSNSのプロフィールを整理することに着手。
Twitterのプロフィールでは、以下のように表現を変更することができた。

「ロルフィング施術を提供|施術歴8年|身体のセルフケア+健康法を医学研究者(医学博士)+製薬会社勤務(11年)+ヨガ(13年、RYT200)の経験から紹介|特定の健康製品に肩入れすることなく国内外の西洋/統合医学と栄養/食品の中立的な情報を発信中|健康は自分で守ることの大切さを伝えている|米国在住7年」

このような表現って、自分の中で空白な時間を作らないと思い浮かばなかったので、
余白の時間はすごく大事だと改めて感じた。

まとめ

今回は、余白の時間を「他人モード」から「自分モード」への切り替えという視点からまとめさせていただいた。
この投稿が、皆さんのお役に立てれば幸いです。

 

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