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【N#103】生命科学への興味から「農芸化学科」を選択〜何を学ぶか?就職率は?

はじめに

みなさん、こんにちは!
東京・渋谷(恵比寿)でロルフィング・セッションと栄養・タロットカウンセリングを提供している大塚英文です。

本コラムでは、食事・栄養についての投稿が多いが、その興味は大学時代に遡る。
そこで今回は、私の出身大学と学部についてシェアしたい。

生命科学への興味〜大学で農芸化学科で学ぶ道を選択

幼少期の頃、アメリカ(ロサンゼルス)に7年滞在した。
帰国したのが、中学校2年生だったので、帰国子女枠で高校を受験。
ご縁があり、帰国子女の研究校の一つ、東京学芸大学付属高校大泉校舎に入学した。
1学年40名と少数精鋭で全員帰国子女の生徒の学校だった。
そこで、生物学の担当教師が学年の担任になる。

一浪して、大学入学することになるのだが、生物学を学びたいなぁと考えていた。
そこで、生物学、特に生化学に興味を持っていることを生物学の先生に伝えたところ
「これから生物の時代がくる。生化学に興味があるのならば・・・
理学部生物学科へいくのではなく、農学部の農芸化学科に行くといいよ」
という、運命を変えるアドバイスをいただいた。

農芸化学科で何を学ぶのか?

私も、農学部といえば、「農業をやるもので、畑を耕すことを学ぶの?」といったイメージがあった。
いざ入ってみると、農学部は医学部、薬学部と並んでバイオサイエンスの研究の最先端を走っているし、
食品、製薬、飲料メーカーにコネが強く、就職率が異常に高いこともわかった。
その上、扱う範囲は、農業、畜産、水産と言った、身近なことから、
発酵食品、生化学、分子生物学、生態学、食品栄養学と非常に幅広い。

受験の際、農学部・農芸化学科を調べてみると、旧帝大を含めた多くの国立大学の中にあることがわかった。
偏差値が、同じ生物系の学部である医学部や薬学部に比べると偏差値が低くく、受験のハードルも低い。
これは、受験してみる価値があるのではないか、と考えるようになった。
そこで、生物系の大学を中心に受験し、最終的に東北大学農学部に合格。
4年間、杜の都の仙台で充実した学生生活を送ることになった。

東北大学の農学部の定員は180名。
食糧化学科、農芸化学科、水産学科、畜産学科、農学科の5つの学科に分かれており、
各35名に振り分けられ、各研究室も5名程度配属される。
午前講義と夜遅くまで実験と、勉強する日々だったが、
生命科学の研究に必要なことは全て経験できた。

私の所属していた農芸化学科は、環境問題、発酵(お酒、パン、ワイン、納豆等)、洗剤(酵素)、薬品
といった生き物に必要なさまざまなことを化学からアプローチしていく学科。
企業と一緒に研究する機会もあり、扱う範囲が多岐に渡っている。
就職は、食品業界(乳製品、ビール、ワイン、製菓、飲料、香料、調味料)や製薬業界など選択肢が広い。
理学部や工学部に比べ、就職率は高く、穴場の学部といってもいい。

その後、研究者の道を歩むため、修士(奈良先端科学技術大学院大学)と博士(東京大学大学院医学研究科)へ。
2つの異なる大学院でお世話になった。さらに、その後製薬会社へ勤務。
農芸化学科で学んだ知識は、活かされており、提供中の栄養セミナーの知識のベースの基礎となっている。
興味深いのは、農学部を卒業後、学位編入で医学部へ入る人も思いの外いること。
おそらく、生命科学全般のことを学ぶので、いろいろな道は開けるのでしょう。

まとめ

農芸化学科という名前は消え、応用生物化学科という名前で農学部の中にある。
生命科学に興味があり、実用的なことをしてみたい!
知識を活かして、食品や製薬会社で研究員として働きたいと思う高校生で大学受験を考えている方。

ぜひ、農学部の農芸化学科を考えてみるのもいいかな、と思って今回紹介させていただいた。

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