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【T#51】第7回・タロット交流会の開催の報告〜「占星術」と「近代科学」〜なぜ2つは違った文脈で語られているのか?〜

2021年3月24日(水)、第7回・タロット交流会を開催。
幸運なことに3名の方にお越しいただいた。

毎回、妻の亜希子が食事(今回もグルテンフリー対応)を提供し、一人一人の悩みを聞いた上で、タロット・カードを展開。今回は、大アルカナと小アルカナの2種類のカードを使って、参加者との交流を深めていった。
下記に提供した食事(野菜いっぱいの玄米唐揚げボウル、グルテンフリー白砂糖フリーの米粉ケーキ)を写真でシェアします。
次回は、2021年4月9日に開催予定ですので、ご興味があれば、ぜひお問い合わせください。

さて、
「占星術やタロットは、怪しい。科学は信頼できる」
と考えている人は多いのではないか。。。と日々感じている。
仮に、科学と占星術(タロット)は、同じものとして発展し、途中から別の道を歩んだと聞いたらどうでしょうか?
スピリチュアルの違った見方ができるのではないでしょうか?

今回取り上げたいのは、占星術と科学は同じものとして発展してきて、ある時期を境に別々の道を歩んだ歴史について取り上げたい。参考にする本は、中山茂さんの「西洋占星術史〜科学と魔術のあいだ(講談社学術文庫)」で、非常に面白いので、このトピックスに興味を持っている方はチェックいただきたい。

西洋の考え方には、2つの流れがある。
論理を使って合理主義で物事を考える一派(アリストテレスやスコラ学)

魔術、オカルト、神秘を受け入れる一派(プラトン主義、新プラトン主義)
だ。

論理的に物事を考える一派は、三段論法を使って真相に迫っていくのに対して、プラトン主義は、現象の背後には本質的なものがあって、数秘を含めた数字や数学的な法則が働き、時には、詩的な想像力をめぐらし、神秘主義にも繋がっていく。
近代科学は、物事の背後には自然法則が成り立っているという前提で物事を考えているのだが、このような見方をすると、占星術も同じように宇宙系(惑星、星、月)のなかに秩序があり、そこの中に人生の指針があると考えていることから、発想が似ている。
逆に、宇宙に働く数学的な法則、目に見えない力による秩序(力学的秩序)を読み取って表現する近代科学は発展するためには、想像力(時には魔術的な要素)も必要なので、論理的に積み上げていく、アリストテレスの発想では生まれないと言ってもいい。

興味深いのは、12世紀にイタリアのボローニャとフランスのパリで近代の大学が誕生。学部として神学部、法学部、医学部の3学部があったが、医学部の中に占星医学が正規の科目として入っている上、一般教養の科目(算術、幾何、天文、音楽理論)の中の天文にも占星術が含まれていたらしい。

ということは、占星術は科学と似た文脈で語られていた可能性がある。

西洋占星術史〜科学と魔術のあいだ(講談社学術文庫)」の本では、同じような発想をする占星術と近代科学の2つが、いつ、どのタイミングで2つの流れに分かれ、違った文脈で語られるようになったのか、詳しく書いてあり、興味深い。

なぜ、2つは違うもののように語られるようになったのか?まとめてみたい。

ちょうど、17世紀は、自然に起こることを全て「物質」と「運動」で説明しようとする「機械的自然観」(自然を機械的に見ていく考え方)が大流行。
物質を突き詰めていくと、原子、分子、電子、素粒子の運動に行き着く。
アイザック・ニュートンは、物質と物質との間に働く力(万有引力の法則、力学の法則)を発見し、そこから自然を説明。それを電気や磁気の力へ広げ、化学や生命現象にも広がっていった。今、私がお伝えしている栄養学(分子栄養学)もその流れの上にある。

機械的自然観から世界を見ている人から見ると、天体の動きから人間の心理・恋愛感情を扱うのは、自由意志もあるから、難しいし、科学の対象ではないと考えてしまう。

さらに、天体望遠鏡の技術が発展していくにつれて、地球に注目すると、惑星から受ける力は、太陽や月から受ける力に比べ無視できるほど小さいことが天体観測や計算によって明らかになるにつれて、段々と科学から離れていったという。

占星術は、特別の能力を持っている人ではなくても、同じ原理を学べば誰でも身につくことのできるスキルと考えると、実は、科学に近い。

更に、西洋の絵画と占星術が結びついたタロット・カードも、自然の背後には秩序や法則があるという考え方を持っているので、これも実は発想的にいうと、科学だ。

占星術やタロットカードは、近代科学よりも歴史が長いし、心理学者のシグモンド・フロイトが潜在意識を発見する前に、潜在意識を引き出すツールとして、これらが使われていたことを想像すると、人類の叡智として無視するのはあまりにももったいないと思う。

現に、タロットカードでセッションを行うと、コーチングやカウンセリングと同じように「自分自身で答えが出てくる」可能性が出て、面白い。
このように、結果が伴うので、人間の理解のツールとして私は重宝している。

スピリチュアルに対しては、人それぞれ違った見方をするかと思うが、ぜひ、科学との共通点から見ると、新たな発見があると感じているので、皆さんも一度、このような見方から考えてみてはいかがでしょうか?

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