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【E#14】才能と努力〜才能を考えるよりも目の前の事を大事にする

久しぶりに、ブログをアップしたいと思う。
究極の質問として、ある業界にいて、
「自分に、才能があるかどうか?」
は果たしてわかるのだろうか?
40年近く生きて、「才能」がある・ないを判断できないということを確信していえるようになってきた。
才能があるかどうかは別として、
「才能がない事を判断する」
ための努力の方法ならば、わかるような気がする。
例えば、自分自身、研究者を10年近くやって、そこから離れることができたのは、この判断ができたからだ。そして、同じように努力して、現在社会人経験が浅いですが、なんとか製薬業界で生きていけているし、趣味と両立できるようになった。
その努力だが、自分の場合には、「一生懸命やる」、というのも大事だと思う。
実は、それよりも、
「ここまでやって、こういった成果が出なければ、別の道を歩もう」
といった目標を定めることの方が大切だと感じている。例えば、博士研究員として、給料をもらって研究を始めた頃、2年で、成果(論文を書くネタを出す意味)が出なければ離れる。と決めた。それが達成できなかったから、無事離れることができた。
やがて、
「こういった成果というより、こういった経験を積んだら、新しい事が見えてくるから、とりあえず、今の経験を積む事を大事にし、集中しよう」
という考えに落ち着いてきている。おかげで、今やいろいろな仕事に携われるようになってきた。
仕事に対する才能は一生わからないかもしれない。ただ、やれることは、世の中、目の前にたくさん転がっていると思う。それを一つ一つ大事にしながら、これからも進んでいきたい。

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