【T#59】タロットカードで大切なのは、人の話の聞き方とオープン・マインド〜タロット実践講座(第0回)を開催〜
Table of Contents
はじめに
こんにちは!東京・渋谷(恵比寿)でロルフィング・セッションと栄養・タロットカウンセリングを提供している大塚英文です。
2022年1月13日(木)、午後7時〜
と
同年1月16日(日)、午後2時〜
に「タロットカードを使って起業・副業したい方向けの実践講座」の初回(第0回)を開催した。
開催の経緯〜もっと詳しく知りたい
過去に「人の話の聴き方を学ぶタロットカード講座(1日講座)」を合計28回(2015年〜2021年)開催した。
1日でタロットカードを読める講座ということで、2016年に初開催。
約50名の方に受講いただいた。
実際、仕事にタロットセッションを取り入れる方もいて、タロットカードを読む面白さを実感。
毎回、新しい発見があるので、楽しかった。
一方で、
「受講してもすぐに忘れてしまう」
「もっと詳しく知りたい」
「ビジネスとしての視点も欲しい」
といった声も上がっていました。
そこで
「タロットカードを使って起業・副業したい方向けの実践講座」(0期)
を提供。0期生を募集する運びとなった。
3ヶ月コースで、座学と練習会を通じて、自信を持ってクライアントさんにセッションを提供できるように組み立てている。
今回は、イントロ(第0回)を開催。
1日講座で学ぶカルキュラムを中心に、今後3ヶ月何を学ぶのか?を伝える内容になった。
タロットカードとアート作品〜直感を働かせるようにデザインされている
タロットカードは1枚1枚がアート作品になっている。
クライアントと一緒にカードを見ると、直感が働き出す。
直感が働きだすと、何と、クライアントが悩みに対して
答えが自ずと出てくるのだ。
それが現代の暗記教育の弊害なのか、
「カードの1枚1枚覚えなければならない!」
「知識が盤石の状態でセッションを提供せねばならない」
「タロットカードの本の内容が全く入ってこない」
といったことが起きてしまう。
しかも
「知識」でカードを見ると「直感」が働かなくなる
というジレンマに陥る。
では、どのようなときに「直感」が働くのか?
逆にいえば「知識」を「手放す」せばいいのだ。
知識を手放すことと話の聴き方を磨くこと
「知識」を手放す?
そんなのできないよ!という方が多いと思うのだが・・・
実は、タロットカードを見る際に大切なのは
「相手の話をどのように聞いたらいいのか?」
見る側がどのような姿勢で聞くのか?
その「在り方(BEING)」が重要となる。
過去にNLP、臨床心理学、ボディワーク、ポリヴェーガル理論、ソマティックエクスピリエンスを学んだ経験から、人の話の聴き方をどのように行えばいいのか?潜在意識の活用の視点から伝えてきた。
潜在意識といえば、スピリチュアル的なことと同じように語られて、
「怪しい!」
と思われることが多いと思う。
科学とスピリチュアルの世界〜それぞれの得意・不得意がある。
私は、大学院博士課程まで出た元研究者で「科学」についての考え方が他の人に比べ学んでいる自負がある。
残念なことに「科学」が扱えない領域がある。
それは、ズバリ「モラル」「在り方」「価値観」
科学全盛の時代と言われているが、扱える対象は限られている。
例えば、
1)顕微鏡で見れるもの
2)客観的にみれるもの
3)定量、数値化できるもの
実は、物事の善悪を判断する「モラル」、一人一人が大切している「価値観」「在り方」は顕微鏡で観察することができない。
上記に加え、科学の問題点として、人間に対して客観的指標を決めて、「実験」し、再現性がなければ、事実ではないと却下される。
考えてみれば、人間の悩みは、複雑怪奇。
客観的なものとはほど遠く、主観的で、個別的。
定量的に調べるのって本当に難しい。
個人的には、目に見えない物を扱う昔の叡智、
例えば、
モラルを扱ったスピリチュアル、オカルト、神秘主義、錬金術神話等
の知恵を借りる方が人の話の聞き方に役立つのではないかと思う。
外に知られていないことだが、19世紀後半に「科学者」という職業が生まれる前は、科学とスピリチュアルは渾然一体だったのだ。
実際、現代物理学を作ったアイザック・ニュートンは、錬金術に夢中になったと言われている。
「手段」にこだわるのではなく「結果」から見ることの方が重要だと思う。
「聞き方の能力」を磨くと、タロットカードの「知識」以外に「直感」も使えるようになるので、自分が予想だにしなかった叡智にアクセスすることができるようになる。
結果的にセッションが終わった後に、200%以上の答えが得るので、クライアントの満足も得やすい。
今回の第0回は、人の話の聞き方について、様々な角度からご紹介させていただいた。
まとめ
今回、参加者から
・潜在意識からの視点からタロットカードを見るのは新鮮だった。
・人の話の聞き方からタロットを勉強するとは思わなかった。
・本質的なことを知ることができた。
のようなコメントをいただいた。
次回から第1回を開催する。
タロットカードをさまざまな角度(西洋アート(図像)、科学、神秘主義、数秘、占星術)からみて行く予定なので、スライドの準備に追われているが、楽しい。
参加者とともに今この瞬間を味わいながら、進めていきたい。