1. HOME
  2. ブログ
  3. ブログ/全ての記事
  4. コラム
  5. 【W#176】フランクフルト(5)〜オーバーウルゼル、ホメオパシー・トーク、タロット講座、交換セッション

BLOG

ブログ

コラム ブログ/全ての記事

【W#176】フランクフルト(5)〜オーバーウルゼル、ホメオパシー・トーク、タロット講座、交換セッション

2017年10月17日(火)。成田空港から仁川空港(ソウル)経由でフランクフルト空港に到着。10月17日〜18日と22日〜24日をフランクフルト、10月18日〜22日をミュンヘンで過ごした。

フランクフルトからミュンヘンへは約3時間半かけてICE特急で移動。ミュンヘンでは、Rolf Movementのトレーニングへ参加。2回にわたってブログで紹介した(「身体と脳:なぜゆっくりとした動きが大事か?」「総まとめ」参照)。

フランクフルトの滞在は2014年以降で3回目。2016年12月以来となる(「フランクフルト(3)〜到着」「ドイツでのロルフィング・交換セッション」参照)。


今回もフランクフルト中央駅(Frankfurt Hauptbahnhof)からS-Bahn(S5)でOBERURSEL(オーバーウルゼル)に移動。同僚ロルファーとして活動している鎌田孝美さんと再会した。

2016年12月以来のオーバーウルゼルだったが、今回はゆっくりと街を歩くことができた。

オーバーウルゼルの周辺の写真を何枚か紹介したい。


フランクフルトからS-Bahnを使って20分近くかかるのだが、空気が綺麗で街並みも古き時代のヨーロッパの雰囲気を感じさせるものがある。


今回のオーバーウルゼル滞在中、ホメオパシー・トーク、直傳靈氣交流会の2つのイベントに参加し、タロット講座の開催と孝美さんとの交換セッションを行なった。
孝美さんがまとめたブログ記事(「ホメオパシートーク、直傳靈氣講習会、タロット講座を終えて」参照)に詳細が書かれているが、私がイベント中に受けた印象について書きたい。

ホメオパシー・トーク(2017年10月18日に開催)は、スワジーランドからPeggy、オーストラリアからAbbyを招き、Abbyによるホメオパシーの基礎について学ぶことができた。事前にプリントが配布され、それに沿って説明。残念ながら冒頭の2時間の限定での参加だったが得ることが多い会となった。
ホメオパシー(同種療法)とアロパシー(対処療法)の違い、治療の基本原則をはじめとした基礎知識を簡潔にまとめた上で、レメディの説明も一つ一つ要点をついた言葉で話されたのが印象的だった。

最終日(2017年10月23日の夜)に、Peggy、Abbyと孝美さんの4人でインド料理で意見交換をする機会もあった。ホメオパスとして自立すること。国内外ではホメオパシーはどのように見られているのか?製薬業界の臨床試験の設計の仕方とホメオパシーの視点の違い等、話題は多岐にわたっており、興味深い話題で大いに刺激を受けた。
タロット講座(2017年10月23日に開催)は、孝美さんを含め4人の参加者の中で行われた。質問すること、話を聞くこと、相手へどのように認め、褒めるのか?といった3つの観点から話の聞き方を説明。
まず初めに紹介したのが、’The Monkey Business Illusion’という動画(以前「質問の力〜コミュニケーションの中に適切な質問をするには?」にも紹介した)。
「動画の中で白いシャツを着た女性がボールを何回相手にパスをしたのか?」
に注目して動画をチェックしていただきたいということで、パスの回数をカウントしていただいた。


動画で見逃しているところに気づくことで、人間は一度に一つの視点しか集中できないこと。だからこそ、人の話を聴く際に質問することが大事だということを話した。
視点によって脳の中にスペースができてその視点について深く考えるようになること。そして脳は必死にその空白を埋めるために、考え続ける。答えの出る質問をすることの重要性について、原因追求型(WHY)と問題解決型(HOW)の2つの質問の違いを説明。原因追求型の質問をすると脳が疲弊することと、問題解決型の質問することが大切だということを紹介した。

話の聞き方について30分ほど話した後に、タロットの基礎知識をざっとシェア。すぐに実践に移った。カードの絵から直感を使って解釈することは、参加者について新鮮味があったようで、あっという間に直感の使い方を学んでいったように感じた。
今回はタロット講座も短縮版の3時間。限られた時間だったが、一つでも話の聞き方について気づきがあればと思っている。
タロット講座の直後に行われた直傳靈氣交流会は、外国人2名を含め5名の参加者と共に靈授を日本語で受けることが面白かったが、ロルフィングの手技を使わなくても靈氣の手法を使うことで、効果が認められるケースを観察することができた。帰国してから、セッションの中で靈氣は引き続き織り交ぜていきたいと思っている。

タロット講座の翌日(2017年10月24日)。孝美さんとの交換セッションを行なった。ロルフィングの醍醐味はロルファーからロルフィング・セッションを受けることで学ぶことができる特典がある。孝美さんは今年の夏にAdvanced RolferのTessy Brungardt先生からアドバンスト・ロルフィングのトレーニングを受講。どのような内容だったのかを含め貴重な知識を惜しみもなくシェアしていただくことができた。首、肩周辺の施術は本当にピンポイントに効果を発揮し、自分自身もどのようにセッションを行うのか?ヒント満載だった。
交換セッションを終えた夕方には、フランクフルト空港へ移動。帰国の途についた。スケジュール的には盛りだくさんだったが、今回も様々な人との交流を通じて学ぶことが多かった。次回の訪独は2018年1月。
ドイツは毎回気づきが多いので次回も楽しみにしていたい。

関連記事

【Y#76】日常内観に取り組んで6ヶ月:半年ぶりの安曇野...

【T#65】ありのまま観察する力とは?知識のレンズで見な...

【N#55】御川先生の診察と血液検査〜アレルギー性皮膚炎...

【W#80】ペルー(1)〜国境越え

【E#36】サロンの場所を確保〜どのように準備を進めてい...

【B#11】2011年後半ベスト5~建築