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【E#140】自分軸とは?(1)〜意識して選択・決断すること

あけましておめでとうございます!2017年を迎えて初の投稿。
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2016年は、個人事業主として1年、事業に専念。幸運なことに様々なお客さんに出会うことができた上で、たくさん学ばさせていただいた。
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昨年(2016年)、セッションの中で一番多用したのは、「自分軸」という言葉。最初は漠然と使っていたのだが、ロルフィング・セッションを通じた変化をお客さんと共に経験することで、だんだん自分軸というものの意味が少しずつ明確になっていった。
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過去のことを書いてみたい。
2013年12月〜3月にロルファーの伊藤彰典さんからロルフィングを受けた(伊藤さんとの出会いの経緯については「出会い」参照)。10回を受けた衝撃たるや、ここでは説明するのは難しいが、アシュタンガ・ヴィンヤーサ・ヨガを何年も練習していたにも関わらずヨガでは実感できなかったような変化が出てきた。
そして心にも変化が起きるようになる。
当時勤めていた製薬企業を辞め、ロルフィングの手技を海外で学ぶことを決意、それに加え、手技を学ぶ合間に、世界一周することを一気に決断。当時、ロルフィングのセッション後、すぐに実行した(世界一周の詳細は「なぜ今世界一周なのか?」参照)。
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瞑想と併用しつつロルフィングを受けたというのもあったにせよ、自分の決断に迷いがなかったことが印象として残っている。
世界一周から帰国後、ロルフィングのセッションを提供する側として活動開始。色々なお客さんと対峙していくにつれて、「肩こり」や「腰痛」の改善として役立つよりも、心に大きな変化が出てくることがわかってきた。一番顕著なのは、過去に決断できなかった事柄が決断できるようになってくること。
これを
「「自分軸」を見つける」
手伝いをする。
といつのまにか言葉で伝えるようになった。
当初は、
「自分で判断する基準を作る、人に左右されない形で決断できるようになる」
と表現。
ロルフィングのセッションでどういった変化が起きるかというと・・・。
心に抱えている過去のトラウマや悩みが緊張という形で身体内に記憶され、それが身体の構造を整えることによって、徐々に身体を効率よく使うための整理整頓が起きてくる(「身体の整理・新しい仕組み作り」参照)。
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結果として、身体に対する見方(地図)の書き換えが起こることで、心や世界を見る目(知覚)に大きな変化を及ぼすことにつながっていく(「心理的、知覚的な変化〜身体地図」参照)。
実は、2016年11月にSharon WheelerのBone Workへ参加した時に、それに近いことが話題になった。
Sharonは、Ida Rolf(1896-1979)の直弟子だったこともありIda Rolfのことを詳細に伺うことができた。驚いたのは、ほとんど解剖学の話が出てこなかったこと。どちらかというとどのように心の変化が起きているのか?ということがほとんどだったということだった。
Bone Work(5)〜最終日:Sharonの話(2)」でも取り上げたが、
Ida Rolfは、無意識にトラウマを感じる場所にいた人を元の場所に連れ戻すということが本当に得意で、それをユーモアを忘れずに行っていたという。
Sharonは、泥からその人を救い出して、上に引き上げて視界を広げる。そこから下の風景を見せるという表現で述べていた。
このように自分を取り戻していくことを手助けすることのできる、手段の一つとしてロルフィングを位置付けることができると思うが、自分軸というものは絶えず意識している必要がある。
何故ならば、人というのは人から承認されたいという気持ちが、食欲、性欲、睡眠欲と同じように欲求として人間にあるということ。
欲求の一つなので、「承認欲求」は自分の中に無意識的に生まれてくる。
そのため自分軸を意識していないと、他人からの承認を得る=「他人軸」の基準で物事を判断してしまうのだ。
次回本コラムではもう少しこの点に深掘りしてみたい。

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