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【W#97】ロサンゼルス(3)〜サンディエゴ

2015年1月15日、アーバインに到着して翌日。車で1時間かけてサンディエゴへ向かった。2006年12月に仕事で訪れて以来のサンディエゴ。当初はロサンゼルスにあるユニバーサル・スタジオに行く予定だったが、ユニバーサル・スタジオよりもサンディエゴの方が近いということがわかり、ならば海のきれいなサンディエゴということで決まった。
アーバインからサンディエゴまでは、州間高速道路5号線(Interstate-5)が走っている。余談だがアメリカの州間高速道路は奇数が南北、偶数が東西にまたがると言われている。この道路は、メキシコとの国境からカルフォルニア州、オレゴン州、ワシントン州の3州の合計約2,222kmを結ぶ。興味深いことにこの道路は基本的に各州の群が責任を持って建設維持に務めるが、連邦政府からも一部予算が出るらしい。話を聞くとオレンジ郡は道路の修繕に関してはしっかりとしており、すぐに対応するのだが、ロサンゼルス郡は道路の修繕には時間が掛かっているらしい。郡によってこのように差が出てるというのは日本ではあり得ないので聞くだけでも興味深いと思った。
さて、高速道路は非常に広く、サンディエゴへ向かう道路でも四車線がある(サンディエゴ市内に入るとさらに5〜6車線になる)。もちろん、混雑することが非常に多いので、拡張を進めているらしいが、なかなか追いついていない。その対策の一つとして途中、Carpool lane(カープール車線)というのが左に設けてある。
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カープール車線は2人以上乗車している場合に使える車線で、最近は2車線もある場合も。
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ただ、混雑する場合の緩和に役割を果たすと考えられたカープール車線は、実際混雑時にはこの車線も混雑するらしいのであまり期待が持てないとのこと。
さて、5号線を使って1時間かけてサンディエゴに向かって行ったが、途中で原子力発電所をみることもできた。この原子力発電所は福島の事故があって以来完全に停止していた。
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サンディエゴに向う途中で太平洋に面して5号線が走るようになるが、サンディエゴに到着する直前にラホイア(La Jolla)に立ち寄ることができた。
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University of California San DiegoやSalk Institute、Scripps Instituteなど生命科学で有名な研究機関が多数あり、海に面して美しい街であるため高級住宅街でもある。写真に納めることができなかったが、大学キャンパスの広さに土地が十分に利用できる米国と日本との国力の差をまざまざと見せつけられるような印象を強く受けた。
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やがてサンディエゴ市内に到着。クルーズ船に乗船し、1時間にわたって市内を船て回ることができた。前回もクルーズ船で市内を見ることができたが、今回は温暖な状況で行うことができたので快適だった。メキシコの国境に近いことから軍艦を見ることがメインとなったが、潜水艦や母艦(ロナルドレーガン号)はこちらまで圧倒されるような威容さを持っていた。
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最後に2006年にゆっくりと見学したMIDWAY(日本との戦争において活躍した母艦)の全体もみることができた。
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サンディエゴを訪れるもう一つの目的はSea foodを楽しむこと。私の大好きなNew England Clam ChowderをFish Marketで嗜むことができた。
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サンディエゴは比較的温暖で一年中過ごしやすい場所だ。サンディエゴはもともとメキシコの領地であったため、周辺の町の名前はスペイン由来のものが多く、南米を旅していて目にした町の名前を目にすることが多かった(スペイン由来の例としてSan Diego、Escondido、Encinitas等)。
駆け足で、日帰りでアーバインまで戻ってきたが、ロサンゼルスに次いで人口の多いこの街には見るところが多い。また次回も戻ってきたい場所だ。

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