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【N#159】オーラリングの使用開始〜深い睡眠の計測+TAKEFUの毛布

はじめに

こんにちは!東京・渋谷でロルフィング・セッションと脳科学から栄養・タロットカウンセリングを提供している大塚英文です。

1年にわたって、分子標的薬の「デュピクセント」を視聴したアトピー性皮膚炎の治療がひと段落し(「今後、脂質値の改善とプロバイオティクス摂取へ」)、現在、睡眠の改善に取り組むため、寝具を揃え始めた(「睡眠の質の測定+寝具をどう揃えるのか?」参照)。

今回は、睡眠の質を測定するための、オーラリング、新しい寝具を入手したので、ブログにまとめたい。

オーラリング〜睡眠の質を測定する指輪タイプのデバイス

前回のブログで、睡眠の質を測定するため、シャオミのスマートバンド7をAmazonプライムのセールを契機に購入したことを書いた。

 

腕時計タイプで、シャオミバンド7を1ヶ月間、使用した。
1)睡眠の質を図ろうと思っても、実感と測定値にギャップがあること
2)時々、腕からズレて、時計が外れてしまうこと
等が判明。

その間、情報収集していくうちに、睡眠の質を測定するためのデバイスとしては、
1)スマートウォッチのように腕時計のタイプ
2)指に装着するリング(指輪)タイプ
の二つの種類があることがわかった。

オーラリング(OURA RING)」は、主に人差し指に装着するデバイスで、睡眠の質を測定することに特化している。

 

一度試したいと思い、中古で「オーラリング」(OURA RING HERITAGE GEN3 サイズ11)を入手した。

指輪タイプの場合は、サイズが重要になるので、事前にカメラの販売店等でサイズの測定を行う必要がある(サイズを測るキットが2,000円で販売されているが、量販店では売り切れ続出で、入手困難らしい)。サイズがわかれば、しっかりと装着するので、腕時計のようにズレることはない。

興味深いことに、オーラリングのアプリは、機械学習の働きが備わっており、自動的に運動、睡眠、瞑想を含め検知できる。月額980円の支払いが必要となるが、ストレス、回復度を含め、データを解析してくれる。

オーラリングは、3〜4日に一度の割合(睡眠前に電池残量を30%以上で使用する)で、充電が必要(電源は、USB-A、リング側はUSB-C)。時間は、20~80分を見ると確実。iPhoneのOS(iOS)がバージョンアップするごとに、オーラリング専用の充電器でペアリングが必要なことも手間。そうはいうものの、クラウドにデータが保存されているので、過去の情報を失うということはない。

注意すべきなのは、睡眠の質を正確に測るには、脳波計や身体の動きを含めた装置を用意する必要がある。「睡眠こそ・最強の解決策である」の著者であるマシュー・ウォーカー(この本は本当にオススメ!)は、私が拝聴しているピーター・アッティア主宰のポッドキャスト番組(『AMA #3 with sleep expert, Matthew Walker, Ph.D.: Fasting, gut health, blue light, caffeine, REM sleep, and more』)で、オーラリングを推奨している。

その理由としては、
1)時計だと寝返りで邪魔になるので、外したくなる。
2)指輪は、常につけているケースが多いので、よっぽどがない限り外さなくてもいい。
3)体温を測定することが可能。
を挙げている。

睡眠の環境〜TAKEFUの毛布を入手

睡眠の質の測定をグレードアップし、睡眠の質が寝具のバージョンアップへ。

前回のブログで、マットレスは、西川の「エアーSX」のダブルサイズへ。

掛け布団は、「真綿掛けふとん」(シルク)のシングルサイズ(青色)を2枚を入手。

枕は、エンジェルフロートを導入したことを、まとめた。

今回、新たに、知人からの紹介で、2013年12月下旬の発売前の「TAKEFU・毛布(KURUMU)」を入手できた。

製品のHPには、縦糸は縮みを少なくするために、地糸にポリエステルを使用(全体の20%)、肌に触れる起毛した横糸はTAKEFU100%を使用。肌心地のいい毛布を目指して作っているそうで、静電気の発生しにくさや、抗菌性といった特徴がある。

2023年11月8日頃に入手して以来、1週間使用。アトピー性皮膚炎の痒みが出ないほど、肌心地が良く、シルクとの組み合わせも絶妙。これからも重宝しそうだ。

オーラリングの1週間測定結果〜深い睡眠が少ない

我々人間は、人生の3分の1は「睡眠」に費やすが、思いの外、その大切さが知られていない。例えば、厚労省によると、質の悪い睡眠は生活習慣病の罹患するリスクを高め、かつ症状を悪化させる等。

そして「睡眠は何に役立つのか?〜記憶の定着、食欲、記憶スペースの確保」にまとめたように、人間の睡眠は90分周期を5サイクル繰り返し、目覚めに向かう。

その中で、注目したいのが、深い睡眠(ノンレム睡眠)と浅い睡眠(レム睡眠)。これらのバランスが、精神を安定させる上で重要。今回、1週間(11月9日〜15日)、オーラリングで、深い睡眠と浅い睡眠の割合をチェックした。

レムの平均は、1時間35分、深い睡眠の平均は、37分。オーラリングのアプリによると、成人の平均レム睡眠は1時間半、深い睡眠は、1時間〜1時間半らしい。私は、深い睡眠が少ないことが判明(下記は、11月14日のデータ)。

TAKEFUの毛布を含めた寝具を使っても「深い睡眠」の時間に変化がなかったので、原因がよくわからなかった。

深い睡眠の対策〜ブリーズ・ライトを試す

一緒に寝ていた妻・亜希子が、睡眠時呼吸の時に、呼吸が止まっていると指摘。実際、オーラリングの「睡眠時の呼吸」を見ると「良好」とは書いてあるものの、呼吸が乱れていると指摘している(下記の11月15日のデータ)。

そこで、手っ取り早く、呼吸を整えるため、妻・亜希子のオススメで「ブリーズ・ライト(佐藤製薬)」を入手。

昨日(2023年11月15日)、ブリーズ・ライトを装着。一気に呼吸しやすくなり、これは大丈夫そうと思って、就寝。実際、翌日データを調べたら、深い睡眠の時間が劇的に改善。深い睡眠の時間は、1時間8分を計測した。

まとめ

今回は、睡眠の質を測定するためのオーラリングの入手、寝具のアップデートと、深い睡眠を改善するためのブリーズ・ライトについて紹介した。睡眠については、食事や運動のタイミングを含め、今後見ていく予定なので、何か分かり次第、ブログにまとめたい。

少しでもこの投稿が役立つことを願っています。

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