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【B#99】19回目の読書会〜ミヒャエル・エンデの「モモ」を読む:傾聴、お金、時間について

2017年11月に株式会社ビーウェルス代表・コンサルタントの渡辺優先生(以下優さん)による講演会「宇宙の根源を知り、魂でつながる仲間を作ろう会」(「「宇宙の根源を知り、魂でつながる仲間を作ろう会」〜渡辺優先生を囲む会を開催して」参照)を開催してから、ほぼ2年が過ぎた。

その後、定期的に読書会を開催。初回(「読書会の開催:価値観の似た仲間との出会いの場」参照)から今回で19回目。
恵比寿に引っ越してから5回目の読書会となった。

今回取り上げたのが、ミヒャエル・エンデの「モモ」だ。
「モモ」は、1970年代に発表された童話で、ロングセラーとして未だに読まれつつある。
本書を取り上げようと思ったのは、ほぼ日・元COOの篠田真貴子さんの「『モモ』は傾聴とリーダーシップの書だった | きのう、なに読んだ?」の投稿で、「モモ」は時間泥棒の話というよりも「傾聴」をテーマにした話だと書かれているのに興味を持ったからだ。

赤ちゃんからお年寄りまで、人間に与えられている時間は平等に24時間。
自分の時間を自由に使えるのは当たり前なのだが、
知らないあいだに「時間泥棒」に盗まれていたとしたら・・・
といった内容なのだが、
実はモモの「傾聴」の話として捉えることができる。
例えば、
「小さなモモにできたこと、それはほかでもありません、あいての話を聞くことでした」
「なあんだ、そんなこと、とみなさんは言うでしょうね。話を聞くなんて、だれにだってできるじゃないかって。でもそれはまちがいです。ほんとうに聞くことのできる人は、めったにいないものです。そしてこのてんでモモは、それこそほかにはれいのないすばらしい才能をもっていたのです」
「モモに話を聞いてもらっていると、ばかな人にもきゅうにまともな考えがうかんできます。モモがそういう考えをひきだすようなことを言ったり質問したりした、というわけではないのです。ただじっとすわって、注意ぶかく聞いているだけです」
等。

時間泥棒の話の聴き方は、
一方的な論理(時間の無駄遣いをしている)で、相手が「そうかも」と思うまで、議論で相手に迫っていく。
「今まで何をしてきたのか」といった正論を伝えるだけで、相手の言い分を聞かない。
といったことだ。
「タイム・イズ・マネー(時は金なり)」が行き過ぎると、どうなるのか?資本主義のある意味、弱みを童話を通じて説明しているような気持ちとなり興味深いと感じた。
私は日々、ロルフィングのセッションを提供しているが、セッションを効率よく行うことよりも、時間をかけてしっかりと話を聞くことで、徐々に自分の考えが引き出され、人が変わっていく姿を何度でも見てきたので、本書を読んでいて理解ができる。

このような内容を踏まえ、今回の参加者3名とともに、食事を交えながら、ミヒャエル・エンデさんの本について話し合った。
「時間」「傾聴」「お金」の3つに分けて、お話を伺うことができた。
時間は「追われるもの」「約束」「今」
傾聴は「待つ」「思い」や「想像力」
お金は、「効率」「エネルギーの循環」「信用」
といったところだ。
時間とお金をどうバランスよくしていくのか?今回は皆さんの話を伺うことで、いくつかのヒントがあったと感じている。
次回はどのような意見が飛び出すのか、楽しみにしていたい。
 

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