【J#19】縁(えにし)、現代茶の湯スタイル展にて~創造性について考えてみた
今年(2011年)10月4日~24日、渋谷西武にて開催中の、縁(えにし)、現代茶の湯スタイル展に行ってきた。私の茶道の師匠であり、アバンギャルド茶会の活動を展開中の近藤俊太郎氏がプロデュースする取り組みについて3週間にわたって紹介する大規模な展示会。
私自身、この取り組みを初期の段階から見ているので、非常に感慨深い目で見た。また、ラッキーなことに、近藤氏と一緒だったので、いろいろとガイドしていただきながら、取り組みを振り返ることができた。
茶道という伝統古来の文化の上に、宇宙、茶室作り、器作りなどを組み合わせて、展開する活動。そして、その活動を通じて、もっと茶道を身近なものに していただく。近藤氏が一番楽しんでいるのだから、引き寄せらえるようにその楽しさというのが十分伝わり、こちらも楽しくなる。
また、茶道に対する考え方や見方も変わり、さらなる日本文化に対する愛着も感じてしまう。
私自身は、この取り組みをみながら、感じたこと。
新しい気づきや創造性をもたらすのは、やはり
「違った二つの考え(ここでは、茶道と宇宙)が一つになった時」
ではないかと思う。
宇宙をイメージした、器を是非(一部だが)をみるとわかるとおり、今風で本当にかっこいい!しかも、一つ一つ作家さんの唯一の作品なので、魂もあり、作者の心がこちらまでしっかりと強く伝わってくる。