【E#102】やめるタイミング〜Pokemon GOとダイビングから考える
2016年7月22日から配信が始まったPokemon Go。GPS=位置情報とポケモンを地図上に探し出すという組み合わせが斬新。外の世界が全てゲームとなってしまうという。この新しさが受けているのでしょう。
過去にRPGゲーム(ドラクエ、ファイナルファンタジー)に夢中になった身としては
「現代はどういったゲームが流行っているのか知りたい!」
というのがやってみようと思ったのが大きな動機だった。
iphone 6S plusにインストール。早速試してみることに。
様々なポケモンキャラを探してくという宝探しに夢中になり、レベルアップに応じてキャラのレベルも上がっていく。キャラをジムと呼ばれる場所で戦闘も行うことができるなど。楽しめる要素が一杯あった。
ただ、3日間過ぎた時点で、感じたことは、歩きスマホという状態になるというものあったが、自分の本来の時間が奪われ、他のことができなくなっているのに気がついた。
Facebookにもアン・インストール(ソフトを消去)する声も出てきたタイミングを計って、私も辞めることにした。
今回Pokemon Goをやったことで感じたことは、時間というのは限られていること。他人が作ったプラットフォーム上で遊ぶのではなく、
「自分でそういったプラットフォームやコミュニティを作り、そこで遊び心を持って動く時間を確保」
した方がいい。そうなる方向で時間を使った方がいいという点に気づいた。
そうはいうものの、楽しむというのはどう言ったものなのか?今の、ゲームの世界というのはどういったことが流行っているのか?バーチャルリアリティに近い五感を使ったゲームを体感するのに十分な時間楽しめた。
それにしても、もう一つ気づかされるのは趣味やゲームをどのタイミングで辞めるかだ。
「趣味(やゲーム)のやめどき」
ということを話題にするのはおかしなことのように思えるが、実は趣味もある意味で時間をどのように有効活用するのか?につながるので大事。
私は過去にスキューバダイビングに6年ほど夢中になり、タンク数も253本潜ったことになる。一時PADIのダイブマスターを目指そうと思ったぐらい熱中したのだが、途中で、潜り尽くした感(ジンベイザメやマンタ等、主要な大物やアケボノハゼ、ピグミーシーホース等の小物を含め、全て観れたというのもあるが・・)が出てきて、自然とやめる方向へと進んでいった。
製薬企業もやり尽くした感があり、それが仕事を辞め世界一周や今のロルフィングの仕事への決断つながっていったことを考えると、
「やり尽くした感」
があるかどうか、というのは、やめどきにおいて重要なのではないかと強く感じる。考えてみれば、ドラクエ、ファイナルファンタジー等もそうだが、熱中してきたからこそ、RPGというのはどういうものであり、これらに対してどういった形で付き合っていったらいいのか?わかったように思う。
今後とも、このような考えは大切にしていきたい。