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【E#108】売れる仕組み実践会〜中級講座パートA(1):成果の仕組み作り

2016年8月10日(水)、第一回目の売れる仕組み実践会・中級講座に参加。当初参加することを全く想定していなかったが(何しろ、ロルフィングのトレーニングを後半から海外のを含め受講する予定だったため)、初級講座でビジネスの成果がある程度あげることができたので、
1)中級講座でどう言ったことを教えているのか?
2)セミナーを新しく作るというのはどういうことか(実は、中級講座はまだ発展途上)?
を含め学ぶ絶好の機会と思い、参加することに。申し込んだ詳細及び経緯については「成果のまとめ〜初級から中級へ」に書いたのでご参照いただきたい。
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中級講座は初級講座と違い、6ヶ月の長丁場。二週間おきの水曜日の夜(午後6時〜午後10時)に開催される。
私の申し込んだタイミングはちょうど2期目の最初の3ヶ月目となる。
第一回目のタイトルは、「勉強だけでは終わらない〜成果への仕組み作り」
内容は、初級講座の初日に話した内容がメイン(初級講座の初日の模様については「スタートアップ3ヶ月講座の初日〜自分攻略」参照)で、心のブレーキをいかに外していくか?について、特に行動することの大切さを強調しながら話は進んだ。
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初級講座については、毎回録画と録音のデータをいただけるので、時間が空いている時に聞いているが、中級でも同じように復習から始まった形となった。
興味深かったのは、所々で中級でしか学べないところを述べていた点。
初級はどのように成果を上げていったらいいのか?がメインだったのに対して、中級からは、
1)どのようにしてその成果を再現していくのか?(再現性=コントロール的成功)
2)より具体的に自分の実生活に落とし込むにはどうしたらいいのか?(学習を仕組み化)
3)成果の中に楽しむという要素を入れるための工夫をどう意識するか?(楽しむこと=精神的成功)
の3点が入っているところ。
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2つ例をあげたい。
一つ目。
個人事業主として、浮き沈みが激しいことが予想される。その際に、どのようにして回復するのか?回復イベントや回復アイテムを用意するといいということを学ぶのだが、回復アイテムを単に、温泉に行く、アロマに触れる、曲を聴くというのだけではなく、具体的にどの温泉に行くのか?どう言った種類のアロマにするのか?どう言った曲を聴くのか?といったことまでの細部を書き出すことによって、意味をなす、というところを1時間、参加者で具体的にディスカッションしていたところがいい。
二つ目
忘れないために、仕組みを作ることが大事になるのだが、ノートに簡単にまとめておくことが大事。そのための小さな手帳を用意して、書き換えたりして見直すこと。
いずれも、学習の仕組みを具体化(仕組み化)し、日々の生活に取り入れる!
ということだ。
宮城さんのセミナーを受講して、「学習のしつこさ」に関して、脳科学の観点から興味深くまとまっている一冊の本を紹介したい。
池谷裕二著の「受験脳の作り方」だ。
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脳科学の観点から書かれたこの本は脳と記憶について興味深いことが書かれている。池谷氏によると、長期記憶は大脳皮質に保存されるという。いわば、大脳皮質は脳のハードディスク。そうはいうものの、実際に脳のハードディスクの容量がどれほどあるのかは正確にはわかっていないんだそうだ。
ただ、わかっていることは見たり、聞いたり感じたりしている全情報を、細部までもれなく大脳皮質に放り込んでしまったら、わずか数分でパンクしてしまうという点。
そのため、脳は限られたメモリをうまく活用するため
「脳は「必要な情報」と「必要でない情報を」の仕分けをする」
というのだ。
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そのためには、裁判官のように情報の価値に判断を下す必要性に迫られる。
そして、その裁判官が「必要なものだ」と判断された情報だけが大脳皮質に送られて、そこに長期保管される。
その仕分け作業の「関所役人」は「海馬」という部位が役目を担う。
記憶に適したかどうかを判断するための基準は
「生きていくために不可欠かどうか」
だ。そもそも、人は人である前に動物。どんなことがあっても生き延びるために必要な知識が動物にとっての「学習」となる。
池谷氏によると、
海馬にこの情報は記憶に適していると認めてもらうには、できるだけ情熱を込めて、ひたすら誠実に何度も繰り返し情報を送り続けるしかないそうだ。
すると海馬は、
「そんなにしつこくやってくるのだから必要な情報に違いない」と勘違い。
ついに大脳皮質に情報を通過させるというのだ。
中級講座の第一回目の参加者は6名。二回目以降から徐々に中級独自のものが出てくるという。次回は2016年8月24日(水)。何を学べるのか?楽しみにしていたい。
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