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【R#94】ミュンヘンでのTrainingについて(2)〜英語が母語でない仲間と一緒に学ぶことで気づくこと

ロルフィングのトレーニングを終えてから、1ヶ月が過ぎようとしている。本コラムで触れたように、偶然にも私は本場のコロラド州のボルダーで資格を習得したのではなく、ドイツのミュンヘンでトレーニングを修めた(【RolfingコラムVol.57】参照)。トレーニングに至るまでの経緯については、【RolfingコラムVol.57】に書いたので割愛するが、ドイツで受講するという選択は間違いなかったと思う。
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私は、幼少の頃(小学校1年生〜中学校2年生)にロサンゼルスに滞在。現地校に通うとという幸運に恵まれた。また帰国し、社会人になってからも英語を使う機会も多かったため、英語は母国語に近いし、語学に関しては全く問題なかったといえる。
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ドイツでのトレーニングの場合には、アメリカと違って様々な国の人たちと一緒になる。例えば、参加した人のバックグラウンドを覗くと
母国語が英語だったのは、2カ国(アメリカ、シンガポール)で、それ以外は、9カ国(ベルギー、フランス、スイス、ドイツ、ウクライナ、メキシコ、日本、スウェーデン、デンマーク)。
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また、先生も母国語が英語だったのは、1カ国(英国(イタリア出身))で、それ以外は3カ国(イタリア、スペイン、ドイツ)。
そのため、トレーニングに参加している大半が英語が第二外国語となっている。私はアメリカに住んだことがあるのでわかるが、アメリカは、Egocentric(自己中心主義者という意味)といった特色がある。世界のすべての人が、英語ができるという前提で物事を進める。そのため、英語の話すスピードが非常に早いのと、アメリカ人は発言することが大事という教育を受けるので、外国人からすると、発言する間が与えられないと感じるのだ。
それに対して、ドイツでのトレーニングで良かったことは、英語が第二外国語であるというバックグラウンドが現れているように、英語で話すスピードがゆっくりで丁寧だ。

ドイツに住んで初めてわかったことだが、歴史の長いヨーロッパは言語や民族の違いからか、各国の文化を尊重し、その多様性を理解する努力をしようとする。それは、例えばドイツ国内の教育にも表れている。そのメンタリティについては【旅コラムVol.104】にまとめた。
具体的にいうと、英語がゆっくりなだけではなく、クラスに必ずスペースを設けて、文化の違う人が話せるような環境づくりも考慮する。
Phase IIIのJörg Ahrend-Löns先生は、
「日本人の生徒さんを教えるのは、あまり経験がないので、もし何かあったら必ず、言って欲しい」
という配慮をしてくれ、最後までしっかりとフォローしてくれたと思う。トレーニングでは個性を伸ばす教育を重視しているが、その更に詳しい内容については、【RolfingコラムVol.75】をチェックしていただきたい。
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また話せる環境があったことも幸いだった。一つ例を挙げると、学ぶのに苦慮していたスイス人の同僚は、何度もJörg先生に「これは納得できない!何とかして欲しい」という質問に対して、真摯に向き合い問題を一つ一つ解決していった。そして、それが授業の理解の一助になったというのは言うまでもない。
印象的だったのは、Phase Iはコロラド、Phase IIからドイツのトレーニングに参加したスイス人の同僚が言った言葉だ。コロラドで参加したトレーニングで話す英語のスピードが非常に速く、質問する間も与えられなかったという。スイス人は日本人には想像できないかもしれないが、ほとんどすべての人が英語を使いこなせすことができるのにもかかわらずこういったことを聞くということは、言語の問題ではないように感じる。
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トレーニングについての模様は本コラムで書いたので割愛するが(例えば【RolfingコラムVol.87】参照)、英語がゆっくりとはいっても、100%理解するとなると、相当大変だった。トレーニングは非常に面白かったのだが、学ぶ内容の密度が濃かったため、 1日が終わった後、私のみならず生徒のほとんどがぐったりという感じだった。もしも英語のスピードが速く、聞きたいことが聞けない状況だったら理解も半減していただろう。
本場のコロラドでロルフィングを学ぶということを選ぶというのも大事だが、あまり知られていないドイツ・ミュンヘンで受けること選択もぜひ知っていただきたい。

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